車は汚れることがあるので、時には洗車しようと思うでしょう。
洗車する時期や天候によって、車の仕上がりが違うので、綺麗に洗いたいなら洗う時期を考えた方が良いです。
時期や天候を間違えると、せっかく車を洗っても、シミができたり、ワックスがムラになったりします。
この記事で、洗車するのに適した時間帯をお伝えします。
洗車に適した時間帯
洗車は晴れた日に行うものだと、考える人もいるでしょう。
よく晴れた日に洗車すると、車体についた水滴がすぐに乾いていき、ムラのある仕上がりになり、ウォータースポットのシミができます。
気温が高く直射日光が照りつける日は、洗車しても水滴が蒸発しやすいばかりではなく、ワックスを塗ってもすぐに硬化してムラができます。
そのために、炎天下の直射日光が照りつける中では、洗車は避けた方が賢明です。
ワックスは塗った後はすぐ水をつけない方が良いので、雨の日も避けた方が良いでしょう。
朝から昼頃までが洗車に適した時間帯
朝の7時頃になると、外は明るくなっているので洗車しやすいです。
洗車しても汚れを見落とさず洗えるでしょう。
昼を過ぎてくると、気温が高くなって日光が照りつけるので、その前に洗車した方が良いです。
洗車に適した時間帯を考えると、朝から昼頃までとなります。
夕方になると外は暗くなってくるので、洗車しにくくなり、車を洗ったとしても汚れを見落とすかもしれません。
夜間の洗車は避ける
夜間は直射日光はないので、気温が低く洗車に適した時間帯と考える方もいるかもしれません。
しかしどの季節でも、夜間の洗車は避けた方が無難です。
暗い中での洗車は車がよく見えないので照明を照らして行いますが、汚れが見えにくく洗い残しや拭き忘れができやすいです。
さらには、夜に明かりをつけて洗車していると虫が集まってきます。
洗車後の拭き上げを行う時に、虫も一緒に拭き上げることがあるのです。
そうなると、車体に虫の汚れを塗り込むことになります。
車を洗って綺麗に仕上げるならば、車体がよく見える日中に行う方が良いでしょう。
季節別の洗車に適した時間帯
朝方から昼頃までに洗車すれば、車を綺麗に仕上げられますが、季節によって朝から暑い時期や昼でも寒い時期があります。
それぞれの季節で、洗車に適した時間帯があるので、季節ごとに適した時間帯をご紹介します。
夏は朝6時~8時ぐらい
朝から気温が高いのが夏であり、日中は35度を超える日も珍しくありません。
気温が高いと洗車しても、すぐに水滴が乾きウォータースポットのシミができます。
そのために、夏場は早朝に洗車した方が良いです。また、直射日光のきつい中で洗車すると、熱中症を引き起こします。
夏でも冷たい水を使うので、炎天下でも熱中症になることはない、と考えるかもしれません。
しかし、毎年必ず洗車中に熱中症で病院に運ばれる方がいます。
車のことを考えても、自分の健康のためにも、早朝の気温が低い時間帯に洗車しましょう。
春と秋は午後3時~午後4時ぐらい
気温の安定しない春や秋は、昼だと気温の高い日もあります。
洗車する時に気温が高いと、水滴が蒸発してウォータースポットのシミができやすいです。
午後3時を過ぎてくると、徐々に気温が低くなり、日光も少なくなっているので、春や秋は夕方前が洗車に適した時間帯です。
もちろん早朝に洗車しても構いませんが、日によっては気温が低いので、気温の高い夕方の方が洗車しやすいです。
春や秋は風が強いかどうかも見て、洗車する日を決めましょう。
この時期特有の強風が吹く日があり、黄砂やPM2.5が飛んできます。
風の強い日に洗車すると、車体にホコリが付着するので、風の弱い日に洗車した方が良いです。
冬は午前中
冬の洗車は、午前中が適した時間帯です。
日によっては午前中でも気温が氷点下近くの時もあるので、気温の上がるお昼近くに洗車した方が良いかもしれません。
洗車して風邪を引かないようにするために、防寒具を身につけておき、汗をかくので汗拭きのタオルも忘れないようにしましょう。
気温が低いと洗車した時の水が凍ることもあるので、素早く洗車して拭き上げしてください。
水が冷たいと感じる時は、温水で洗車しても構いません。
温水を使えば冷水を使うよりも、車体の汚れが浮き出るので、車を洗いやすいです。
ただし水が冷たいからといって、熱湯で洗車するのは止めましょう。
車体の急激な温度変化を招き、ガラスが膨張して割れることがあります。
それぞれの季節の中で、洗車に適した時間帯があります。
中には忙しくて、洗車する時間がないという方もいるでしょう。
そんな方は、プロの業者に洗車を依頼するのがおすすめです。
プロの業者ならば、どの季節でも時間帯を問わずに車を綺麗に洗ってくれます。
まとめ
どの季節でも、洗車する時にはウォータースポットのシミを作らないようにして、車を洗う時間帯を考えます。
直射日光が照りつけないような時間帯を選んで洗車してください。
また夏や冬は、暑さや寒さなどに注意して、健康を害さないようにしながら洗車しましょう。
どうしても洗車する時間がないという方は、プロの業者に洗車を依頼してください。