ホイールは地面の近くにあるパーツで汚れやすいですが、コーティングすると汚れにくくすることができます。
コーティングしたなら長持ちさせたいですが、お手入れを間違えると変色し、すぐ剥がれる結果に。
もしもホイールコーティングをしたならば、どのようにすれば長持ちするのでしょうか?
この記事でホイールコーティングを長持ちさせるポイントや注意点をご紹介します。
ホイールコーティングのメンテナンスがポイント
コーティングを長持ちさせるならばメンテナンスは欠かせません。
タイヤのホイールは汚れやすく、コーティングもどんどん汚れていきます。
その汚れを放置すると、コーティングの劣化が早まり、水を弾かなくなり一部が変色します。
メンテナンスをしないと、施工後数ヶ月でコーティングが剥がれることもあります。
そのため、長持ちさせるには定期的なメンテナンスは必須です。
ホイールコーティングのメンテナンス方法
コーティングを施した後は長持ちさせるためにメンテナンスします。
メンテナンスでは洗車で汚れを落とし、コーティングを重ね塗りします。
洗車して汚れを落とす
コーティング後は定期的に洗車してホイールの汚れを落とします。
中性洗剤または弱アルカリ性洗剤を使用し洗い、コーティング被膜が劣化しないようにしてください。
可能ならば週1回洗車してお手入れしたほうが良いです。
時間がない方は最低でも1ヶ月に1回は洗車してください。
コーティングを重ね塗りする
コーティングを重ね塗りすると、被膜が2層3層と厚くなっていきます。
被膜が厚くなると硬度が増し、傷が入りにくくなりコーティング性能の持続性が高まります。
最低でも2回重ね塗りして、被膜を3層にしてください。
1ヶ月に1回重ね塗りして、コーティングの強度と性能を高めます。
重ね塗りするときは、前と同じコーティング剤を使用し、洗車して汚れを落としてから行います。
また重ね塗りした後は硬化するまで24時間程度かかるので、その後車を運転してください。
ホイールコーティング後の注意点
ホイールに施工したコーティングを長持ちさせるにはメンテナンスします。
基本的に汚れは放置しないようにします。
走行すればホイールにブレーキダストやピッチタール、泥などがつきます。
これらの汚れを長期間放置したら、コーティング被膜が参加し、汚れが固まって取れなくなるのでホイールが汚れたら洗車して洗ってください。
メンテナンスでは主に洗車をメインに行いますが、洗車方法によってはコーティングを傷めるので注意が必要です。
すすいでから洗う
ホイールを洗うときは、最初からカーシャンプーで洗わないようにしましょう。
砂利や鉄粉がホイールに付着している状態で、カーシャンプーを使うと汚れが研磨剤のような役割を果たし細かい傷を付けます。
またコーティングが剥がれる結果にもなりかねません。
まずはホースの水ですすいで砂利や鉄粉を落としてからカーシャンプーを使います。
洗車で使うブラシは柔らかい毛のブラシを使用します。
硬い毛のブラシを使うと、コーティング表面に傷をつけて剥がすこととなります。
コーティングで綺麗にしたホイールが傷だらけになるので止めましょう。
酸性クリーナーや鉄粉除去剤は使わない
コーティング後は酸性クリーナーは使わないようにします。
酸化によってコーティングが劣化し、変色や剥離が起こるので使用は避けましょう。
中性洗剤や弱アルカリ性のクリーナーを使います。
鉄粉除去剤には研磨剤が含まれるので、コーティング後に使用すると被膜を傷つけます。
どうしても鉄粉除去剤の粘土を使うならば、使用後にホイールコーティングを施します。
ホイールコーティングは専用のコーティング剤を使う
コーティング剤にはボディ用とホイール用があります。
ボディ用コーティングをホイールに使えますが、ホイール用コーティングはボディに使えません。
ホイール用コーティング剤はボディ用よりも硬く硬化します。
ブレーキダストや泥が付着し汚れやすいために、ボディ用よりも強度が必要です。
塗装していない削り出しのホイールもあるので、塗装面以外にも定着するようになっています。
これに対しボディ用は塗装の上に塗って定着するよう作られています。
このような性質から、ボディ用をホイールに塗っても耐久性が保てないおそれがあり、ホイールには専用コーティング剤を使ったほうが無難です。
アルミホイールならば専用のコーティング剤を使います。
まとめ
ホイールコーティングを行った後に長持ちさせるなら、定期的にメンテナンスをしてください。
メンテナンスは洗車と重ね塗りです。
洗車ではすすいでから、中性洗剤または弱アルカリ性洗剤で洗っていきます。
最低でも1ヶ月に1回、可能ならば1週間に1回洗車しましょう。
重ね塗りは1ヶ月に1回程度行い、1ヶ月目で2層、2ヶ月目で3層にしてより強固なコーティングに仕上げます。
汚れを放置したら、コーティングの性能が落ちて汚れがつきやすくなるので気をつけてください。