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ガラスコーティングの撥水力が低下するのはなぜ?原因と対策

  • コーティング
  • 更新日:2024.05.02

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ガラスコーティングは車を汚れにくくするのに効果的です。
撥水性能によって汚れを弾きますが、撥水力は低下する場合もあります。
コーティングが自然と剥がれることはないので、撥水力が低下するのは他の原因です。
この記事では、車のガラスコーティングの撥水力が低下する原因、そして対策方法をお伝えします。

ガラスコーティングの撥水力低下理由は汚れ

撥水性コーティングは水を弾く性質を持っており、車のボディ表面を水滴が流れ落ちていきます。
雨の日には雨水が水玉が、洗車時は水滴が流れ落ちるので、ボディについた汚れを一緒に落としてくれます。

ガラスコーティングは、車のボディに施工後は硬化して被膜が形成されれば、その後自然に剥がれ落ちることは考えられません。
ただし施工前の下地処理が甘いと、ボディへのコーティングの密着性が低下するために剥がれることはあります。
ガラスコーティングの撥水力が低下する原因は汚れが付着するからです。
汚れによって水弾きが悪くなり撥水性が低下します。

ガラスコーティングの撥水力を低下させる原因

ガラスコーティングの撥水力が弱まる原因は、主に以下の3つです。

・汚れが付着する
・イオンデポジットができる
・撥水着が傷む

排気ガスのような油性の汚れが付着すると、水弾きが悪くなります。
油性の汚れはカーシャンプーを使った洗車では、油性の汚れは完全には取れません。
ちなみに花粉や虫の死骸などの有機汚れも撥水力低下の原因となります。
酸性の汚れであるためにコーティングの撥水性能を阻害します。

イオンデポジットは車のボディ表面に付着した水滴が、蒸発することで発生します。
油性の汚れと同じようにガラスコーティングの撥水性を低下させる原因です。
カーシャンプーを使った洗車では取り除けません。

撥水基が傷んでも撥水性が低下します。
コーティング被膜表面は、規則正しく分子レベルの突起が並んでおりこれが撥水基です。
撥水基は水を水玉のようにして弾く性質を持ちます。
しかし摩擦のような影響で撥水基が傷むと、やがて撥水性能が悪くなります。

ガラスコーティングの撥水性能を復活させる対策方法

撥水性が低下したガラスコーティングは、以下の3つのどれかで復活させられます。

・メンテナンスクリーナーで油膜を除去する
・イオンデポジットを除去する
・コーティングを上塗りする

メンテナンスクリーナーで油膜を除去する

油性の汚れが付着すると撥水性が低下するので、油膜を除去すれば撥水性が戻ります。
ただしカーシャンプーでは油膜を完全には取り除けないので、専用のクリーナーが必要です。
油膜除去に使うクリーナーが、メンテナンスクリーナーです。

メンテナンスクリーナーを使うときは、最初にカーシャンプーで洗車してすすぎ、その後しっかりと拭き上げを行いましょう。
車のボディ表面に水滴がなくなったら、メンテナンスクリーナーをスポンジにつけてボディにムラなく広げます。
乾かない間にマイクロファイバークロスのような柔らかい布で拭き取ります。
メンテナンスクリーナーは、年に1~2回ほど使うと良いでしょう。

イオンデポジットを除去する

イオンデポジットもカーシャンプーだけでは取り除けません。
水道水や雨水に含まれるミネラルが、車のボディ表面に固着してできるのがイオンデポジットです。
取り除くにはイオンデポジット除去剤を使ってください。

除去剤をマイクロファイバークロスのような柔らかい布に付着させ、イオンデポジットが発生している部分に塗り込みます。
1~2分ほど時間をおいて、再度同じ場所にイオンデポジット除去剤を塗りましょう。
このように2度塗りすることで、イオンデポジットが落ちやすくなります。
2度塗りした後は、水拭きを行い除去剤の成分がボディ表面に残らないようにしましょう。

ちなみにイオンデポジット除去剤で取り除けない場合は、ウォータースポットになっています。
ウォータースポットは、焼き付いてコーティング表面で陥没しているために、研磨しないと取り除けません。

コーティング剤を上塗りする

今まで紹介した方法を使っても撥水性が戻らないときは、コーティングを上塗りします。
撥水基が傷んでいるときに、コーティングの上塗りは効果的です。
撥水性能が戻るばかりではなく、コーティング被膜が厚くなり撥水効果の持続性が向上します。

上塗りするときは、最初にカーシャンプーで洗車してすすぎ後に拭き上げしてから行います。
撥水性能が低下した場合ときに上塗りしましょう。
通常の撥水性能が十分な状態では、上塗りしてもコーティング剤を弾くためにうまく被膜が密着しません。

まとめ

ガラスコーティングは、いくつかの原因によって撥水性が低下します。
主に油性汚れや有機汚れ、イオンデポジット、撥水基の傷みが主な原因です。
コーティング表面に汚れが付着しているときは、専用クリーナーを使って除去すれば撥水性が戻ります。

撥水基が傷んでいるときは、コーティング剤の上塗りで撥水性を戻すことが可能です。
ガラスコーティングの撥水性を復活させたいならば、最初に何が低下の原因となっているのか車の状態を見てみましょう。

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