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車に汚れが!ウェットティッシュで拭いても大丈夫?

  • 洗車
  • 更新日:2024.05.10

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車に汚れが付着したときは、何を使って拭き取ればいいか考えるかもしれません。
砂埃や鳥の糞などが付着していたら、ウェットティッシュを使って綺麗に拭き取る方もいるでしょう。
しかし汚れを取るのにウェットティッシュを使うことはおすすめできません。
なぜウェットティッシュは使わないほうがいいのか、そしてどのように汚れを取ればいいのか紹介します。

ウェットティッシュは車に細かいキズをつける

手を拭いたり少しの汚れを取るのにウェットティッシュは活躍します。
自宅で使うには問題ないですが、車のボディに付着した汚れを取るのために使うのは止めたほうがいいでしょう。
ウェットティッシュの表面は粗いために、車を拭くとボディに細かいキズをつけるおそれがあります。
塗装面に細かい傷ができると、見た目が悪くなるばかりか錆や腐食の原因となるかもしれません。

ウェットティッシュは洗車シートと素材が違う

大きさや厚さの違うウェットティッシュと洗車シートは、素材や成分が違います。
ウェットティッシュよりも洗車シートは厚手となっており、さらにシート素材は高密度繊維です。
車に付着した汚れをシート内部に取り込み、そしてワックス成分が出てボディを傷つけないようにします。

ウェットティッシュは表面が粗く薄手で、汚れを除去する成分のみが入っています。
含まれる成分は主成分やアルコールや洗浄成分です。
洗車シートは車にあわせた洗浄成分が入っており、ワックスや艶を出す成分、さらに撥水効果をもたらす成分まで含まれます。

車の汚れを取るには洗車シートを使う

ウェットティッシュは車の汚れを取ることができますが、ボディにキズをつけたくないならば洗車シートを使いましょう。
車専用に作られているために洗車シートは、ウェットティッシュよりも汚れを落としてくれます。

鳥の糞や虫の死骸がついているならば、最初に水をつけて柔らかくしてから洗車シートで拭き取ります。
汚れが付着した部分にティッシュを貼り付けて、水を吹きかけると水を含んだティッシュが長い時間汚れ部分に密着し十分に水を浸透させて柔らかくしてくれます。

固まったままの汚れを無理にシートで落とそうとすると、ボディにキズをつけるおそれがあるので止めましょう。

簡易コーティングで洗車シートを使う方法

ウェットタイプの掃除用クロスである洗車シートは、愛車を綺麗にするのに使えます。
ワックス成分が入っているので、簡易コーティングしたいときに洗車後に洗車シートを使ってください。
汚れが付着した車のボディに、直接洗車シートを使うとキズをつける可能性があります。
これは洗車シートの説明書にも書かれているので、一度確認してみると良いでしょう。
最初に洗車してからシートを使います。

洗車して下準備

ボディの汚れが酷いときは、水洗いしてから洗車シートを使っても構いませんが、汚れが酷いと水洗いだけでは完全に落ちません。

残った汚れが研磨剤のような役割を果たしてシートと一緒にボディを擦りキズをつけるおそれがあるので、水洗いだけではなくカーシャンプーを使って洗車します。
通常の洗車と同じように、カーシャンプーで洗いすすいで、最後に拭き上げを行います。

洗車シートを使うときは、乾いたボディで使うので水滴が残らないように拭き上げをしてください。

洗車シートを使う

拭き上げが終わったら洗車シートを使います。
艶のある綺麗な仕上がりにするには、力を入れずに優しく使用してください。
そしてボディ全体を、シートの面を変えながら拭いていくようにしましょう。
洗車シートにはワックス成分が含まれていますが、同じ面のシートばかりで拭いているとワックス成分がなくなります。

全体を拭いたら簡易コーティング完了です。
実際に雨水を弾くようになっているので、汚れがつきにくくなっています。
使い捨てシートであるために、使った洗車シートはそのままゴミとして捨ててください。

洗車シートの選び方

洗車シートの値段はピンキリです。
それぞれ値段相応の性能であるために、どのように車に使いたいかによってどの洗車シートを選ぶか決めてください。

値段の安い洗車シートは、1枚だけでは汚れはそれほど落とせません。
数枚を簡単な汚れや複数の場所で使いたいときに役立つでしょう。

値段の高い洗車シートは、1枚だけでも十分に洗浄力が備わっています。
1枚で車の広範囲を綺麗にして、光沢や撥水コーティング効果を望むときに役立つアイテムです。

また大判タイプは拭きやすく、ヘッドライトやホイールなどの細かい部分でも使いやすいです。

まとめ

車に鳥の糞や虫の死骸がついたときは、ウェットティッシュで拭くとキズがつくので止めましょう。
ウェットティッシュは目が粗いために、車にキズがつきやすいです。
洗車シートで拭くようにして、まずは水をつけて汚れを柔らかくしてから拭き取ります。

また洗車シートは簡易コーティングにも使えるので、洗車後に使うと車のボディのコーティングが行えます。

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