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ガラスコーティングの費用はどれくらい?

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  • 更新日:2021.04.23

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車のガラスコーティングの価格は、安いものから高いものまであり、どこにお願いするのが良いのか、どれを施工するのが良いのか悩んでしまいますね。

この記事では、ガラスコーティングについて費用面を中心に、施工する場合に参考になる情報をまとめて紹介します。

ガラスコーティングの価格の違いと効果

「コーティング」「ガラスコーティング」と一言でいっても、さまざまなものがあり価格も数万円程度から10万円以上するものまで多くあります。

価格が安いガラスコーティングは効果の持続性が短いことが多く、何度もガラスコーティングを施工する必要が出てくるので、結果的に高くついてしまったということにもなりかねません。

一方、価格が高いガラスコーティングはその分効果の持続性が長いので、何度も施工する手間や費用を考えるとトータルコストは安くなるかもしれません。

ガラスコーティングの価格の相場

ガラスコーティングの価格の相場を、新車と経年車に分けてみていきましょう。
新車と経年車では、経年車のほうが高額になることが多いです。
経年車はコーティング施工の前に汚れ落としなどの下地処理の作業が必要になるためです。

新車のガラスコーティングを施工するなら、できるだけ早く、遅くても2週間以内にするのがおすすめです。
汚れなどが付着する前なら下地処理が不要になるので、その分安価で済みます。

コーティングにはさまざまな種類がありますが、ここでは
「ガラス系コーティング」
「ガラスコーティング」
「セラミックコーティング」
について紹介します。

一般的にそれぞれの効能(持続性や防汚性能)などは、
「ガラス系コーティング」
「ガラスコーティング」
「セラミックコーティング」
の順で高くなり、セラミックコーティングが一番高性能です。

新車の場合

「ガラス系コーティング」は5~7万円で持続性は6ヵ月~1年、「ガラスコーティング」は7~10万円で持続性は3~5年、「セラミックコーティング」は10~15万円で持続性は5~7年といわれています。

経年車の場合

「ガラス系コーティング」は6~8万円で持続性は6ヵ月~1年、「ガラスコーティング」は10~15万円で持続性は3~5年、「セラミックコーティング」は15~20万円で持続性は5~7年といわれています。

施工する場所で価格が異なる

ガラスコーティングを依頼できるところには、コーティング専門店・カーディーラー・カー用品の量販店・ガソリンスタンドなどがあります。

どこに依頼するかで価格に違いがあるので、それぞれの価格を比較しながらみていきましょう。

コーティング専門店

コーティング専門店は、専門店だけあってコーティングの性能が高い「ガラスコーティング」や「セラミックコーティング」を施工してもらえます。

価格は10~15万円で、持続性は3~7年です。
一番高額になりますが性能ももっとも高く、効果も長く期待できるメリットがあります。

カーディーラー

カーディーラーで施工してもらえるのは、主に「ガラス系コーティング」で価格は8~10万円、持続性は1~2年です。

カー用品の量販店

カー用品の量販店で施工してもらえるのは、主に「ガラス系コーティング」「ポリマーコーティング」で価格は4~6万円、持続性は1年です。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドで施工してもらえるのは、主に「ガラス系コーティング」「ポリマーコーティング」で価格は2~3万円、持続性は半年です。

価格だけを選ぶ基準にしない

前述してきたように車のガラスコーティングの価格はさまざまです。どこでどんなコーティングをしてもらうか決める際には、価格はとても重要な判断基準の一つとなりますが、それだけを判断基準にしないほうが良いでしょう。

安く済ませてしまいたいと思うこともあるかもしれませんが、やはり性能や持続性というのも大切です。

ここで注目してほしいのは、施工後に熱乾燥をおこなっているかどうかです。
一般的に価格が安い場合の多くは施工後に熱乾燥をせずに、自然乾燥の場合が多いという現実があります。

熱乾燥の重要性

熱乾燥の有無がなぜ大事かというと、熱乾燥というのは遠赤外線によって乾燥させることなのですが、この有無で撥水性能が大きく変わるためです。

ガラスコーティング施工後は、コーティング被膜が完全硬化するまでに通常1カ月かかります。
その間に汚れや雨が付着すると乾燥不足に陥り、完全硬化せずに硬化不良を起こしてしまうのです。

そうなると撥水性能が低くなり、シミが付きやすくなったりコーティングがすぐに剥がれてしまったりということが起こり、コーティングの効果や持続性が低下してしまいます。

熱乾燥をした場合は1時間でコーティング被膜が完全硬化します。
こうなると被膜の硬度は最高値まで向上します。

しかし、自然乾燥では被膜の硬度は最高値まで向上できません。
これではコーティング本来の性能を最大限発揮するのは困難となります。
熱乾燥には遠赤外線ブースが必要で、この設備投資が非常に高額なのです。

そのため、安価なコーティングの場合、熱乾燥をしていない可能性があります。
高額なら熱乾燥をしている可能性が高いので、そういったところに依頼したほうが安心できます。
予算不足で高額なものは難しい場合もあるかもしれませんが、できるだけ熱乾燥しているところを選びましょう。

大切な車をキレイな状態で長く利用したいと思うなら、1回ごとの施工費用が高額になってもコーティング専門店に依頼するのをおすすめします。

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