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青空駐車で車の塗装を綺麗に保つポイントとは?

  • コーティング
  • 更新日:2022.02.17

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屋外の駐車は車の塗装に悪影響を与えます。
太陽の紫外線に大気中のホコリやチリ、雨とか風。
日頃のメンテナンスを怠ると塗装が色褪せたりひび割れたりします。
屋外駐車でも悪影響を最小限に抑え、綺麗に保つポイントを解説します。

塗装のメンテナンスを怠ると車は無残な姿になる

青空駐車とは本来、公共の道路を駐車場代わりにする行為を言います。
現在、公道のほとんどが駐車禁止になっているので、青空駐車は道交法違反になります。
また駐車禁止以外の公道でも同一場所に12時間(夜間は8時間)以上の駐車は禁止されています。
車は必ず定められた場所に駐めてくださいね。

日本には「お天道様の下を歩く」という言葉があります。
つまり青空の下は誰のものでもない、という意味で青空駐車という言葉が生まれたのでしょう。

最近では青空の下、という意味をダイレクトに捉え、屋外駐車場も青空駐車と呼ばれています。
青空って名称がつくと、なんだか爽やかな感じですね。
でも、屋外に車を長時間駐めるのは塗装に大きなダメージを与えることになるのです。
時折、屋外に放置された車を見たことがあるはず。
ペイントカラーはオリジナルを思い出せないほど色褪せ、ひび割れも至るところで発生。
車の塗装はメンテナンスを怠ると、どんな高級車も同じ末路をたどることになります。

ただし、メンテナンスを行っていれば劣化は最小限に抑えることができます。
屋外に駐車しているユーザーは塗装を守るメンテナンスを十分に行いましょう。

青空駐車の大敵は紫外線だけでない

屋外駐車の大敵は紫外線です。
太陽光に含まれる紫外線は殺菌効果など有益な面もあります。
しかし人体に長く照射されると日焼けだけに収まらず、健康面に大きな悪影響を及ぼします。
車だって例外ではありません。
塗装部分まで到達した紫外線は塗装の分子を破壊、色褪せの原因を作り出します。

もちろん、車の塗装は紫外線を受けたからといって、すぐに色褪せることはありません。
問題なのは屋外、つまり青空駐車では紫外線の照射時間が長いこと。
ほんわずか、少しずつ色褪せていくとユーザーは気がつきません。
色褪せに気づいた時、すでにボディの艶も本来の色も失われている場合が多いのです。

青空駐車で塗装が受ける損傷は他にもいろいろあります。
たとえば鳥のフン。
洗車後にコレを落とされたら気分はかなりへこみますよね。
気分だけでなく物理的にも問題が生じます。
鳥のフンは種類によって異なるものの、酸性やアルカリ性。
固着したままだと塗装を変色させる恐れがあります。
また、汚れを落とそうと思って慌てて擦るとボディが傷つくこともあります。

暑い季節の雨が作るウォータースポットやイオンデポジット。
風が運んでくる排気ガスなどの微小粒子状物質や大気中のホコリ、チリなど。
最悪の場合、色褪せだけでなくひび割れからの錆発生もあり得ます。
青空駐車、かなり過酷な状況下ですね。

ボディカバーのメリットとデメリット

青空駐車でも塗装の大敵を避け、綺麗に保つ方法はあります。
たとえばボディカバー。
車全体だけでなく、直射日光が当たりやすい部分だけを覆うハーフカバーもあります。
メリットは紫外線から守るだけでなく防塵にも機能すること。

ただし、手間がかかるというデメリットがあります。
入出車毎にカバーをかけたり外したりしなければなりません。
また外した後のカバーの収納場所も考える必要があります。
自宅であれば確保も可能ですが、月極駐車場では置き場所に困ってしまいます。
また車へ載せるにしても、コンパクトカーだとラゲッジルームが極端に狭くなります。
保護能力は高くても、使い勝手はあまり良くありませんね。

綺麗に保つ方法として、もうひとつ挙げられるのがこまめな洗車。
鳥のフン、雨によるイオンデポジットやウォータースポットなどの被害を減少できます。
仕上げに紫外線対策としてコーティングを施せば、色褪せも最小限に留めることが可能です。

最強の対策はプロ施工のガラスコーティング

一般的な車の塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3層。
その上に艶出しや紫外線からの保護を目的としたクリア塗装が施されています。
しかしクリア塗装が紫外線によって損傷すると劣化は一気に進みます。
これを防ぐために、クリア塗装の上にコーティングするわけですね。

コーティングの元祖といえばワックス。
最近ではいろいろな種類のDIY用コーティング剤が市販されています。
もちろん、これらのコーティングでも紫外線からの保護に効果を発揮します。

ただし、手間がかかる、持続性が短いなどのデメリットがあります。
コーティングで最大の効果を発揮するのはプロ施工のガラスコーティングです。
ガラスコーティングは化学合成樹脂が含まれていないケイ素を主成分としています。
市販コーティング剤に比べて硬い被膜を作ることが特徴。
紫外線に強く、小さな傷がつきにくい被膜を生成します。
汚れもつきにくいため、洗車の手間を大幅に省くことができます。

また持続力が長いことも大きなメリット。
市販コーティング剤が3〜6ヶ月であることに対して、約3年間の持続力があります。

ただし、ガラスコーティングは特殊な溶剤と専門技術が必要なのでDIYには向いていません。
プロに任せ、青空駐車でも塗装を綺麗に保って楽しいカーライフを送りましょう。

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