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車がすぐ汚れるのはなぜ?原因と予防策とは

  • 洗車
  • 更新日:2023.08.15

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車は次第に汚れるものであり、砂埃や泥、雨水、花粉などが付着します。
雨が降っただけでも汚れていき、車がすぐ汚れると感じる方もいるでしょう。
どうして車はすぐ汚れるのでしょうか?
この記事では車が汚れる原因と、その対策についてご紹介します。

車がすぐ汚れる原因

車は雨や埃、花粉などが付着するので、どうしても汚れていきます。
それぞれの汚れには特徴があります。

水垢

雨が降ると付着する汚れであり、季節に関わらず雨は降るので車が汚れる第一の原因です。
雨水には塵や埃、ミネラルなどが含まれており、車のボディについた水滴が蒸発すると汚れとなりシミを作ります。
また洗車後の拭き残しで水滴が残ることもあり、その水滴も蒸発するとシミになります。

シミはイオンデポジットやウォーターデポジットと呼ばれる汚れです。
ウォーターデポジットは洗っても落ちないので研磨して取り除かないといけません。

花粉

春に舞い散るスギ、春から秋に飛ぶイネ、秋に活発化するブタクサなどと日本は年中花粉が飛んでいます。
花粉は車のボディに付着し雨で濡れると、中のペクチンを放出しボディに粘着します。
粘着した花粉は落ちにくい汚れとなるために、拭いただけでは取れません。

ペクチンは時間とともに塗装の内部に入り込むので、放置すると塗装を傷めます。
塗装を傷めるばかりではなく、変色させる原因ともなるので汚れを見つけたらすぐ洗って落としたほうが良いです。
たっぷりの水、お湯、専用クリーナーなどで洗い流せます。

鉄粉やピッチタール

細かい金属のかけらが鉄粉です。
工場から排出される煙に含まれており、鉄道からも飛んできます。
また車のブレーキローターは金属でできているので、ブレーキをかけるたびに鉄粉は発生します。

金属の鉄粉はボディに付着すると、酸素や水と反応して錆びて腐食を招きます。
付着したまま長い間放置するのは注意です。

ピッチタールはアスファルトの破片です。
道路を車が走るとタイヤの摩擦でアスファルトの細かい破片が飛び散り、タイヤ周辺やボディに付着します。
ボディに付着すると固着するためにカーシャンプーで洗っても取れません。
ピッチタールを取るには専用の洗剤が必要です。

鳥の糞や虫の死骸

車のボディには鳥の糞や虫の死骸も付着します。
これらの汚れは酸性であるために、長時間放置すると塗装を傷めます。
付着しているのを見つけたら取り除きましょう。
固着するので無理に取ると塗装にダメージを与えるので良くありません。

汚れているのを見つけたら、ティッシュに水を含ませて汚れている部分に貼り付けましょう。
数分経って汚れが柔らかくなったら拭き取ってください。

車を汚れにくくする方法

様々な汚れがボディに付着するので、車がすぐ汚れると感じるかもしれません。
しかし汚れにくくする方法はあります。

こまめに洗車する

車に付着した汚れは時間が経つほど取れにくくなり、余計に汚れます。
汚れにくくして車を綺麗に保つためにはこまめに洗いましょう。
雨がふるたびに洗車するのが理想ですが、雨の多い時期は頻繁に洗うわけにはいきません。
青空駐車は1週間に1回、屋根のある屋内駐車ならば1ヶ月に1回程度洗ってください。

軽い汚れならば水洗いだけでも落ちます。
鳥の糞や虫の死骸が付着しているのを見つけたらすぐ洗車します。
もしも洗車時間がないというならば、汚れた部分だけでも洗い流すと良いでしょう。

自分で洗車する時間がない、洗っても汚れが落ちないというならばプロの業者に洗車してもらうこともできます。
お金はかかりますが、専用の道具とノウハウによって車を綺麗にしてくれます。

屋内に駐車する

屋外に車を停めると雨風を受けて、花粉や鳥の糞が飛んできて付着します。
汚れを防ぐならば屋根のあるガレージに駐車します。
屋根があれば雨が降っても車は濡れず、花粉や鳥の糞も付着しません。
ガレージに停められないならば、屋根のあるカーポートに停めるだけでも随分違います。

ガレージもカーポートもないというならば、青空駐車した後にカバーをかけるという方法もあります。
カバーをかければ雨風の影響を受けず、花粉や鳥の糞が付きません。
ただしカバーは風で飛ばされるおそれがあるので、飛ばないようしっかり車に取り付けます。
また使い方によっては車に傷をつけるので注意してください。

コーティングする

車に汚れがつきにくくするならば、コーティングも効果的です。
コーティングの被膜で塗装を覆い、汚れをつきにくくして、汚れても洗い流しやすくします。
コーティングにはいくつか種類がありますが、耐久性の高いガラスコーティングまたはセラミックコーティングがおすすめです。
コーティングを行う業者に依頼して、施工してもらってください。

まとめ

車は雨や花粉、鉄粉、ピッチタール、さらに花粉や鳥の糞が付着するので自然と汚れます。
すぐ汚れるときもありますが、ガレージやカーポートに停める、カバーを掛けるなどで汚れにくくできます。
またカーコーティングも汚れ対策には有効です。
基本は洗車であり、車をこまめに洗えば汚れにくくできます。
洗う時間がない方や、汚れがなかなか落ちないと感じている方はプロの業者に洗車を依頼してください。

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