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雨の日の運転で視界を良くする方法とは

  • コーティング
  • 更新日:2022.09.02

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雨の日に運転をすると思った以上に視界が妨げられ、とても危険です。安全運転のためには視界を良くし、周囲の状況を確認しやすくしておかなければなりません。

今回はフロントガラスを中心に、視界が悪くなる原因やその対策について詳しく解説します。

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雨の日は運転しづらく事故も増える

晴れた日に比べ、雨の日の運転は様々な点が危険なため、交通事故のリスクが格段に高まります。

雨で濡れた路面は水で摩擦抵抗が減っており、とても滑りやすくなっています。降水量が多いと水の膜に乗ったアクアプレーニング(ハイドロプレーニング)現象が起こり、コントロールが利かなくなってしまいます。

雨によってウインドウの視界が悪くなるのも、雨の日の運転を危険にする理由のひとつです。雨粒がガラスに広がるため見づらくなるとともに、油脂成分に残ったガラス表面がウインドウをギラつかせて視界不良の原因となります。

近年では衝突被害軽減ブレーキをはじめとした安全機能が標準のモデルが増えていますが、フロントウインドウ上部にあるセンサーが障害物を検知することで作動します。油膜が付いた状態では誤作動の原因となる場合もあり、これもまた事故につながることにもなります。

これらを踏まえ、雨の日はいつも以上に慎重な運転を心がける必要があります。

雨の日にフロントガラスが見えにくくなる原因

雨の日にフロンドガラスが見えづらくなる原因はウインドウにこびりつく様々な成分で、特に油脂成分は視界を妨げやすいという特徴があります。

走行中はフロントガラスへまともに風を受けるため、汚れが付きやすくなります。洗車をした際十分に水滴を拭き取らないと、水アカやそれをこじらせたウォータースポットが残ることもあります。

厄介なのはシリコンをはじめとする油膜成分で、この状態でワイパーを使い水滴を拭き取っても、十分に拭き取れずムラになります。またコーティング剤でなくワックスを施工している車では、ルーフに塗っているワックス成分が融け出しフロンドガラスを流れることで、その油脂成分が付着することもあります。

油脂成分そのものの影響や、ワイパーで塗り広げられる形になる油膜成分は、フロントガラスをギラつかせる原因となるため、ただでさえ視界の悪い雨の日にはいっそう危険をもたらすことになります。

雨の日の視界を良くする方法

雨の日に視界を悪くする原因としては、ウインドウに付く雨水や油脂成分によるギラつきがあります。

前方の視界を良くするためには、これらの原因を極力排除することが重要です。特にウインドウガラスに付着する油膜は強固にこびりついているためウォッシャー液程度では取れず、シャンプーを使って洗車しても落とすことができません。

・ウインドウに付いた油膜を徹底的に落とす

視界を妨げる大きな原因である油膜は、物理的に落とすのが最も効果的です。

フロントガラス用のクリーナーを使いひたすら擦るだけというシンプルな方法ですが、地味な作業で意外に手間がかかります。施工前はクリーナーが点状に広がっていますが、弾かなくなるまで擦り続けます。

白いクリーナー成分が乾いて面状になったら、クリーニングは完了です。クリーナー成分が残らないよう、流水できれいに洗い流しましょう。水滴を拭き取るときに油膜が再び付いては元も子もないので、きれいなタオルやウエスでしっかりと拭き取ります。

クリーナーを使った油膜落としは結構な手間になるので、雨の日もフロントガラスの視界を確保するために、汚れが油膜とならないようこまめな洗車を心がけましょう。

・ウインドウコーティングの施工もおすすめ

しっかりと油膜を落としたフロントガラスには、雨水や油脂が付かないようウインドウコーティングを施工してもよいでしょう。

コーティング剤には雨水を弾く撥水系のほか、水とガラス表面がなじんで自然に流れ落ちる親水系があります。コーティングの効果自体は変わらないので、好みで選びましょう。

また撥水系コーティングの素材には、シリコン系とフッ素系があります。シリコン系は値段が安い点、フッ素系は効果が長持ちする点が長所ですが、シリコン系の成分は油膜になりやすいという欠点もあります。

ウインドウコーティングはコーティング剤を購入し、DIYでも施工ができます。フロントガラスに油脂成分が付いたままでは効果がないので、ボディへのコーティングと同様、下地処理はしっかりと行いましょう。

どのタイプも、コーティング剤を均等に塗り、乾燥させたら拭き上げて完了です。効果を保つためには定期的にコーティングしなければなりませんが、このときは前回のコーティング剤をしっかりと落とす必要があります。中途半端に残っているとムラの原因となり、油膜と同様ギラつくこともあるため注意しましょう。

・ワイパーブレードの交換

雨水を拭き取るワイパーはゴムが傷みやすく、フロントガラスの油脂成分も吸着しやすいという特徴があります。ワイパーの機能を十分発揮させるためには、ワイパーゴムの定期的な交換も欠かせません。

一般的には半年~1年に1回と言われていますが、実際にはケースバイケースのため早めの交換を心がければ間違いないでしょう。

雪国のユーザーであれば、夏と冬にタイヤ交換と一緒に交換するのもよいでしょう。季節に合ったワイパーを使うことで、雨や雪をより効果的に払うことができます。

撥水系コーティングを加工したウインドウには、撥水ワイパーの併用もおすすめです。ワイパーゴムにシリコン成分が含まれているため、コーティング表面の凹凸を平滑にする効果が期待できます。

しかしワイパーの交換やフロントガラスのメンテナンスを怠ると、シリコンの油膜がかえって視界を妨げてしまいます。この場合は通常よりもいっそうこまめなチェックやメンテナンスが必要となります。

雨の日の運転は危険な要素が多く、特に視界の悪さは必要な情報が目に入りづらくなるため十分な対策が不可欠です。

汚れや油脂成分をしっかり落とすほかに、落としたフロントガラスにコーティングを施工するのも対策として有効です。DIYでも施工できますが、油膜落としは根気のいる作業で、しっかり落とさないとコーティング効果も半減します。

専門業者に洗車を依頼すれば、ギラつきの原因となるフロントガラスの油膜をきれいに処理してくれます。しっかりと処理した下地の上にコーティングを施すことで、ウインドウコーティングの効果もいっそう高まります。

梅雨の前は特にですが、季節の変わり目にも洗車を定期的にプロに依頼することを強くおすすめします。

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