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車のヘッドライトの黄ばみの原因と予防法

  • コーティング
  • 更新日:2023.02.22

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現代の車では、ガラス製のヘッドライトがほとんどなくなりました。主流となったポリカーボネート樹脂製のヘッドライトは、デザインの自由度が高いというメリットがある一方、黄ばみやすいという欠点があります。

この記事ではその原因や予防法など、ヘッドライトの黄ばみ対策を詳しく解説します。

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車のヘッドライトに黄ばみが生じる原因とは

ヘッドライトの黄ばみは、素材であるポリカーボネート樹脂が変色することで発生します。

昔の車にはガラス製のヘッドライトが採用されていましたが、破損した際に破片が飛び散るというデメリットがありました。ポリカーボネート樹脂はそのデメリットが解消されたことに加え、ガラスより強度が高いというメリットもあります。

一方紫外線に弱く、キズもガラスより付きやすいという特徴があります。これらによってポリカーボネート樹脂が変色し、ヘッドライトが黄ばむのです。

1.紫外線の影響

ポリカーボネート樹脂が変色する原因として、日光の紫外線による素材の劣化があります。

それを防ぐためにヘッドライトは塗装されていますが、洗車で少しずつ剥がれてきます。樹脂の経年劣化もあるため、剥がれた部分から劣化が進むのです。

ポリカーボネート樹脂は、熱に弱いという欠点もあります。現代では少数派になったハロゲンヘッドランプはフィラメントが熱を発し、内側から劣化するケースもあります。

2.細かなキズや汚れ

ポリカーボネート樹脂表面の塗装は、キズが付くことでも剥がれが生じます。

フロントは路面からの小石をどうしても拾いやすく、細かなキズが付きます。またキズによる凹凸に汚れも付きやすく、キズが深くなっていくにつれ汚れがより入り込みやすくなります。

キズや汚れがついた部分に紫外線が当たることで、ヘッドライトのにごりや黄ばみの範囲が広がっていく、という形で劣化が進んでいくのです。

ヘッドライトの黄ばみを放置したらどうなる

ヘッドライトは車両前端にあるため、キズによる塗装の剥がれや黄ばみはどうしても避けられません。

ヘッドライトの黄ばみが広がると、いくらボディをきれいにしていても車全体の見た目が悪くなります。それより光量が落ちるという機能低下の影響の方が大きく、夜間やトンネル内の走行時に視認性が悪くなってしまいます。

また黄ばみを落とさないと、光量不足で車検に通らないこともあります。車検を取らなければ公道を走ることができないため、乗り続けるためには必ずヘッドライトの黄ばみ対策をしなければなりません。

ヘッドランプに黄ばみができたときの対処法

ヘッドライトに黄ばみができたときの対処法は、ボディの塗装と同様クリーナーを使う方法やコンパウンドで磨く方法などがあります。

黄ばみが発生していなくても日頃から手入れをしておけば、黄ばみがない状態をキープできるでしょう。

ヘッドライトクリーナーを使用する

まだ黄ばみが軽い状態なら、市販のヘッドライトクリーナーで落とせるかもしれません。洗ったヘッドライトを乾燥させた後、柔らかい布につけたクリーナーで丁寧に磨きます。この際、誤ってボディを磨かないようマスキングテープなどで養生するのもよいでしょう。

市販されるクリーナーによっては研磨剤成分が含まれたものもあり、このタイプであれば、より手間をかけずに黄ばみを取ることができます。

耐水ペーパーやコンパウンドで磨く

ヘッドライトクリーナーでは十分黄ばみを落とせない場合、耐水ペーパーやコンパウンドで磨く方法を試してみてもよいでしょう。

汚れを洗い落とした後水分を拭き取り、耐水ペーパーや柔らかい布につけたコンパウンドで、少しずつ慎重に磨いていきます。このとき、粗めの番手から細かいものに変えながら何回かに分けて磨く、というのがポイントです。最後は水で粒子をきれいに洗い流しましょう。

こちらの方法では、マスキングは必須です。誤ってボディのコーテイングをこすらないよう、マスキングはしっかりしておきましょう。

ヘッドライトの黄ばみを予防するには

ヘッドライトの黄ばみは、日光の紫外線やキズが主な原因です。これらの影響を抑えることが、黄ばみ対策に直結します。

紫外線に当てないためには、屋根付き駐車場やカーポートなどを使い、直射日光にさらすことを避けるようにしましょう。屋外駐車場を使っている場合は、ボディカバーをかけておくのも有効です。

ヘッドライトの塗装面を保護するという点では、コーテイングや黄ばみ防止フィルムなお物理的に表面に被膜を作るのもよいでしょう。特にコーテイングはフィルム貼り付けより作業が楽ですが、数カ月で効果が落ちてしまうものから数年効果がキープできるものまで、商品によって効果の持続期間は異なります。

ヘッドライトに黄ばみができると、光量が落ちて危険なだけでなく車検でひっかかることがあるため、こまめなメンテナンスで予防するようにしておきましょう。

ヘッドライトのコーテイングなら優れた保護効果を発揮しますが、商品や施工技術によって効果の持続期間は大きく異なります。

洗車のプロが施工すれば、3年から5年コーテイング効果が持続する場合もあるようです。また洗車やボディコーテイング、車内清掃と同時に依頼することも可能です。

ヘッドライトの黄ばみ対策としては、プロが施工するコーテイングが最もおすすめです。

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