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洗車で落ちない汚れがある!? 汚れの原因と落とし方

  • 洗車
  • 更新日:2024.04.19

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車は自然と汚れてくるので、綺麗にするには洗車しないといけません。
実はカーシャンプーを使って車を洗っても、落ちない汚れがあります。
そのような落ちない汚れが付着するとボディを傷めるので、放置したままにするのはおすすめできません。
この記事でどのような汚れがカーシャンプーでは落ちないのか、そしてどのように洗って綺麗にすればいいのか解説します。

洗車だけでは落ちない車の汚れとは?

カーシャンプーを使った洗車で落ちない汚れは以下の通りです。

・水垢
・鉄粉
・ピッチタール
・虫の死骸

車のボディには塗装が塗られていますが、塗装は数層に分かれています。
一番上に塗ってあるのが、光沢を出す役割を果たすクリア層です。

塗装面に付着した汚れは、やがてクリア層を侵食します。
そのまま汚れを放置すると、塗装面のさらに深い部分まで侵食し、ボディの金属部分に到達するとサビや腐食を発生させます。
さらに放置するとボディ表面でひび割れが発生し、その部分を洗っただけでは修復できません。
研磨や板金、再塗装が必要となるために、ボディで修復できないダメージが発生する前に洗車では取れない汚れを落とすようにしましょう。
次からは、それぞれの汚れの原因と落とし方を紹介します。

水垢の原因と落とし方

水垢は水性と油性の2種類あります。
ボディ表面に付着した水に埃や砂などが混じって、やがて乾燥して白く跡になるのが水性の水垢です。
カーワックスやカーシャンプーなどの成分がボディ表面に残り、雨水のような水分で流れ落ち黒い線状の跡となるのが油性の水垢です。
どちらも塗装面にシミとなるのでカーシャンプーだけでは落としにくいですが、油性の水垢は水に溶けにくく固着してより落としにくい汚れとなっています。

水垢を綺麗に落とす方法

水性と油性の水垢のどちらも、専用である水垢用洗剤を使って洗って落とします。
最初に通常通りカーシャンプーを使って洗車し、その後水垢用洗剤を使って洗います。
水垢用洗剤の使い方は、カーシャンプーを使うときと同じです。
スポンジに水垢用洗剤をつけて、車全体にいきわたるように伸ばして洗っていきましょう。
最後によくすすいでから、拭き上げを行いボディに水滴が残らないようにしたら洗車完了です。

鉄粉の原因と落とし方

鉄粉は鉄道の車輪の摩擦で発生したレールの粉、鉄工所や溶接時向上、建築現場などから発生する鉄の粉が舞い散り車に付着して固着した汚れです。
また車のブレーキが摩擦で削られたときに発生するブレーキダストも、鉄粉の原因となります。
鉄粉は車の天井部分よりも、足回りに付着しやすいです。

鉄粉はボディに付着したまま放置すると、酸素と反応して酸化鉄になります。
ボディをサビさせる原因ともなるので、早めに除去するようにしましょう。

鉄粉を綺麗に落とす方法

鉄粉を除去するには、以下のどれかの専用アイテムを使います。

・鉄粉除去剤
・ラバーパット
・トラップ粘土

鉄粉除去剤はスプレータイプが多く、ボディに吹き付けてからクロスのようなもので拭き取ります。
ラバーパットは凹凸状になっている、ゴム製の除去アイテムです。
鉄粉除去剤を吹き付けてから、ラバーパットでボディ表面を軽く擦っていきます。
粘土状の鉄粉除去アイテムがトラップ粘土です。
鉄粉除去剤を吹き付けてから、トラップ粘土でボディ表面を擦ります。
研磨剤が含まれているので頑固な鉄粉も落とせますが、広範囲には使いにくく強い力でボディを擦ると塗装を傷つけます。

手軽に使えるのは鉄粉除去剤であり、頑固な鉄粉を落とすのに使えるのがトラップ粘土です。

ピッチタールの原因と落とし方

アスファルトの粉がボディに付着してできる汚れがピッチタールです。
夏場の炎天下の中や、舗装したばかりの柔らかいアスファルトの上を走ると付着しやすいです。
タイヤが跳ね上げてピッチタールが発生するために、車の足回りに付着します。
アスファルトが元となっている汚れなので、油汚れの一種です。

付着して間もないときであれば、洗車すれば落とせます。
時間が経って固まった場合は、専用クリーナーかトラップ粘土を使って落としてください。
専用クリーナーのほうが使いやすいです。
洗っても残った場合は、コンパウンドを使って軽く磨けば落ちて綺麗になるでしょう。

虫の死骸の落とし方

夏場に車に付着しやすく、フロント部分につきやすいです。
放置して落とさないままでいると、やがて死骸は酸化し塗装を傷めます。
やがて塗装に穴をあけるので、早めに除去したほうが良いでしょう。
付着後時間が経っていないときだとカーシャンプーで洗えば落ちますが、時間が経っているときは専用クリーナーで洗わないと落ちません。

たっぷりの水をかければ流れ落ちるときもありますが、落ちないときは専用クリーナーを使いましょう。
ムース状のクリーナーがおすすめであり、液垂れせず死骸が付着した部分に密着し流れ落ちやすくしてくれます。
クリーナーを吹き付けて十分に時間を置いてから、クロスを使いながら水で洗い流します。
また鉄粉除去用のトラップ粘土を使っても綺麗にすることが可能です。

まとめ

車にはカーシャンプーでは落としにくい汚れである、水垢・鉄粉・ピッチタール・虫の死骸などが付着します。
車のボディに付着したまま放置すると、見た目が汚いばかりではなく、やがて塗装にダメージを与えるので早めに洗い流すようにしましょう。
これらの汚れは、専用のクリーナーを使うと綺麗に落とせるので、それぞれの汚れに対応したクリーナーを使ってください。

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