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車についた黄砂を洗車する方法と注意点は?

  • 洗車
  • 更新日:2022.02.10

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春に増える車の汚れの一つが黄砂です。
濡れると粘土状になって乾くと固まってしまうため、車の汚れの中ではかなり厄介です。
スギ花粉なども同じ時期に増えるので、同じように対策すると良いでしょう。

この記事では、黄砂とは何か、黄砂の車への影響や車内の黄砂対策、黄砂がついた場合の洗車方法と注意点などを解説します。

黄砂とは何か

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黄砂とは、主に中国の砂漠地帯で巻き上げられた土や鉱物などの微粒子が偏西風にのって飛んでくるもので、西日本や日本海側など多く観測されます。
3~5月頃に見られ、ピークは4月になります。

黄砂は砂の中にシリカなどの硬い鉱物が含まれているため、花粉より小さく花粉と比べるとザラザラしています。
花粉と同じく黄色い色をしており、雨などの水で濡れてから乾燥すると固まる性質があり、それが原因で塗装面にシミができることもあります。

・黄砂と花粉が混じると
3~4月は、黄砂の飛散がピークの頃で、加えて花粉の中でも特に粒子が大きく粘着力の高いスギ花粉も多い時期です。
このような理由からこの時期の汚れは、黄砂のザラザラした汚れと花粉のベトベトした汚れが混ざり、落ちにくい汚れとなってしまいます。
特に放置してしまうとこの汚れは普通の洗車では落としにくくなるため、この時期の汚れはできるだけ早く落としましょう。

黄砂がつくと車にどのような影響があるか

黄砂が車に付着すると、車の塗装面やフロントガラスが白っぽく汚れます。
黄砂の粒子は非常に細かく、水に濡れると粘土のように粘り気が出て、乾燥するとそのまま固まってしまいます。
雨や結露などで濡れることが多いので注意が必要です。

黄砂はザラザラしているので車に付着したまま放置すると、車の塗装面に擦れて傷を作る原因になってしまいます。
これは塗装面やコーティング面に大きなダメージを与えることにつながります。
フロントガラスに黄砂が付着した場合は、そのままワイパーを動かすと、フロントガラスに傷をつけることになるので気をつけましょう。

車内の黄砂対策

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気をつけないと車内も黄砂で汚れてしまいます。
ここでは、車内の黄砂対策を紹介します。
黄砂だけでなく、花粉などにも有効な対策法です。

・掃除機をかける
黄砂が下に落ちた状態で、シートの隙間や縫い目、足元のマットなどの他のごみなどと一緒に掃除機で吸い取ってください。
空気中を浮遊している場合は下に落ちてからにしましょう。
舞い上げるとまた落ちるまで待つことになってしまうので舞い上げないように気をつけてさっと作業します。

・水拭き
静電気で黄砂などが付着しやすい、乾燥しているダッシュボードなどを水拭きします。
水分をよく絞ったタオルなどで拭いてください。
スイッチの凹凸とフロントガラスとの隙間部分などは黄砂のようなものが溜まりやすいので丁寧に拭きましょう。

・乗車前にはたき落とす
乗車前に衣類などに付着した黄砂をはたき落とすことで侵入を防止できます。

・エアコンは内気循環モードに
外気導入モードにしていると空気と一緒に黄砂なども入ってきてしまいます。
黄砂や花粉が多い春などの時期は、内気循環モードにしておくのがおすすめです。

黄砂がついた場合の洗車方法と注意点

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基本的には黄砂に気づいたらすぐに、さっと払い落としておくのが良いでしょう。
専用のモップを1本常備しておくと便利です。
気づいた時に落としておくと落としにくくなって困ることを回避できます。
しかしながら、すべての黄砂汚れをこれだけで解決できるわけではないので、洗車方法も紹介します。

・黄砂の洗車の仕方
気をつけないと黄砂が塗装面を直接傷つけることになるため、タオルで拭くようなことは向いていません。
いきなり拭く取ろうとすると塗装面に細かな傷がついてしまうので避けましょう。

黄砂対策としては、こまめな水洗い洗車が有効です。
細かな傷をつけずに黄砂を落とすには、特に高圧洗浄での洗車がおすすめです。
高圧洗浄は頑固な汚れが落としやすく、黄砂もキレイに洗い流されるので、シャンプー洗車の前に全体を高圧洗浄で水洗いすると良いでしょう。

・黄砂の予防法
黄砂による汚れや傷を防止するには、こまめな水洗い洗車が良いでしょう。
コーティングしてあれば水洗い洗車だけで十分です。
コーティングしておけば、黄砂が付着しにくくなり、付着しても落としやすくなります。
傷の防止にもつながります。

しかしコーティングやワックスは黄砂が付着した状態では使用できません。
汚れを落としてからでないとコーティング剤などと一緒に黄砂を塗装面に擦り込むことなってしまい、それが車を傷める原因になってしまいます。
駐車中は屋内のガレージが一番ですが、屋外でも車全体を覆うことができるボディカバーをつけると効果的です。
屋外でも屋根のある場所にするとある程度の予防になります。

洗車などを自分でするのに不安がある方は、プロの業者による洗車もおすすめです。

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