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花粉で車が汚れる…。どうすれば?

  • 洗車
  • 更新日:2021.02.15

花粉症

みなさまこんにちは。カーケアセンターです。

 

日本海側を中心にたいへんな雪に見舞われています。

みなさまご注意くださいませ。

 

そんな折、東京・神奈川では早くも花粉が飛び始めています!

今日はとても良い天気ですが、目がクシュクシュする…(>_<)

 

花粉症の方も辛いでしょうが、

車にとっても迷惑千万な季節がやってまいりました。

 

 

花粉の時期

スギ花粉

「花粉」とひとことに言っても様々な種類の花粉があります。

スギ花粉であれば2〜4月、ヒノキ花粉であれば3〜4月、ブタクサ花粉であれば8〜10月

といったように、植物によって花粉飛散の最盛期は異なります。

 

一般的に、花粉症も車の被害も「スギ花粉」によるところが大きいかと思います。

 

スギ花粉は大体毎年2月中旬ごろから飛び始めて、長い時では4月いっぱいくらいまで飛散します。

 

 

 これが花粉の汚れです

 

では、そのスギ花粉(以下、単に花粉とします)は、車にどんな被害をもたらすのでしょうか?

 

IMG_0356

うわわわわわわわ…。

こんな状態、見たことありませんか?

これ、わざと汚したものではありません。

昨年のこの時期に自然に汚れたものです。

 

時期的に黄砂とも混同しやすいところですが、これはほぼ花粉の汚れです。

(花粉と黄砂が両者混じることももちろんありますが)

 

実際このような車に近づいただけで目がぐわっと熱を帯びた感じになります。

(私はおもに目がやられる花粉症ですので)

 

これだけ降り積もるほど花粉が舞っているって…

大気すごいことになっていますよね…。

花粉症でなくてもマスクなしで呼吸するのが憚られます。

 

こんな見るに耐えかねる状態になってしまったら、洗うしかないですね。

 

花粉の時期はとにかくこまめに洗車する!

 

これしかありません。

さもなくば、密封されたガレージに閉じ込めておくよりほかありません。

 

 

 花粉汚れを防ぐにはどうしたらよい?

洗車

上の画像のような状態になる前に、なんとかして防げたらそれが何よりですよね。

 

カーケアセンターとしても、洗車しましょう!洗車しましょう!と商売っ気のあることばかりいうよりも、

本当はこの花粉の脅威を完全ブロックする術を提供したいと思っているのですが、

 

完全に防ぐ術はありません。。

 

物理的にこれだけの量が舞っていたら、どうしたって平らな面には積もってしまいます。

 

コーティングを施すことにより摩擦係数を低くして(スベッスベにして)花粉を滑り落とす!

 

なんていうことは理論上検討できても、実際のところは適いません。

 

 

繰り返しますが、

 

こまめに洗車する!

 

しかありません。

プロショップの特別サービス

 

 それならほとぼりが冷めるまで諦める?

 

洗車してもすぐ汚れてしまうイタチごっこを嫌って、花粉の時期は汚れているのを諦める。

 

という気持ちになるのもとてもよく理解できます。

しかし、これがまた困ったもので、

なすがままに放置していると、花粉の二次被害が発生します。

 

積もった汚れを落とせば元どおり。

となれば良いのですが、なんと!

 

花粉がシミを作ってしまうのです!

 

IMG_3002

上の画像の赤い丸で囲った部分、映り込んだ蛍光灯の周りにボソボソと斑点があるのがわかるかと思います。

これが花粉によるシミです。

残念ながらこれは、洗っても落ちないレベルになってしまっています。

もっと言うと、塗装から直さないといけないレベルにまでなっています。

 

対処法を誤るとこのように取り返しのつかない事態になることもあります。

 

 

 花粉シミになってしまったら

汚れた車

洗車をしてもシミになって落ちない状態になってしまっていたら、

 

① お湯をかける

花粉がこのような悪さをするメカニズムは、花粉の胞子が割れて出てくるペクチン(タンパク質)にあります。

ペクチンが強力に固着することによって塗装を侵食します。

このペクチン、熱に弱いという特徴があり、お湯をかけることでシミが除去できることがあります。

ただし、すでに塗装を侵食している場合は取りきれないこともございます。

② なるべく屋外に放置する

とても矛盾するようですが、深刻な被害になっているものは屋内保管の車に多いようです。

 車を使用した際に花粉が積もる → 洗わずに屋内に保管 → シミになる

というプロセスです。時期にもよりますが、

屋外放置して日光の熱などにより風化させた方が後々の被害が軽く済むようにも見受けられます。

③ 磨く(コーティングする)

プロショップに預けて表面を磨き込むことにより除去できる場合もあります。

その後は表面保護のためにコーティングやワックスをかけておく必要があります。

時間と費用もかかるため、よく検討する必要があります。

現車確認の上、相談ください。

④ 夏を過ぎるまで放置

②に近いですが、夏の炎天下に晒されて跡形もなく消え去っている車をいくつも見たことがあります。

消極的な経過観察療法としては②と④で様子見というのが賢明です。

焦らず、ゆっくりと直す。

シミシミの状態、なかなかいたたまれないんですけどね。。

 

 それでも何か有効な対策はないか?

 

 

被害が塗装まで及ばないように、犠牲膜を作っておくという対処をすることはできます。

 

撥水系のガラスコーティングをかけている場合、

 

 花粉が積もる → 弱い雨が降る → 水玉が斑点状の汚れを作る → 斑点状のシミになる

 

ということが起こりやすいので、親水系のガラスコーティングに変えてみるというのも手です。

親水の状態

このように水が広がって玉にならないので、斑点状のシミになることをかなり防げます。

 

ハイドロテックウルトラUVコートというシリカガラスコーティングで、

汚れにくさでは右に出るもののないコーティングです。

屋外保管に最適!雨に晒せば大方キレイになってしまうという優れものです!

 

https://carcare-center.co.jp/price/index.html

 

 

 

以上、今年は花粉被害が少なく済むことを祈ります!!

 

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