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ホイールに錆がつくのはなぜ?取り方や予防方法も知っておこう

  • コーティング
  • 更新日:2022.04.01

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ホイールは車の走行性能を左右する重要なパーツであるとともに、ドレスアップの要素も併せ持つパーツです。

また路面からの小石や雨水などの影響を受けやすいため、ホイールには錆がつきやすいという側面もあります。

今回はホイールに錆ができる原因や錆びがついた場合の除去法、錆を予防する対策などを紹介します。この記事を参考に、愛車のホイールを美しく保ちましょう。

ホイールの素材は大きく3種類に分けられる

車のホイールに使用される主な素材としては、スチール、アルミニウム合金、マグネシウム合金の3種類が挙げられます。

スチールホイールは鉄製のホイールで、安価で大量生産が可能なことから、貨物車や廉価グレードの乗用車を中心に採用されています。

アルミニウムは鉄より軽量で、アルミホイールはデザインの自由度が高いという特徴があるため、多くの乗用車に採用されています。スチールホイールのグレードでもアルミがオプション設定されるものがあり、有名ブランド製から購入しやすい価格帯のものまで、アフターマーケットが充実しています。

マグネシウムホイールはアルミホイールよりもさらに軽く、強度も高いことからモータースポーツの競技車両での採用例があります。一方加工の難しさや高い材料費などの特徴から商品価格が高額になるというデメリットがあるため、市販車にマグネシウムホイールが採用される例は少ないです。

なおアルミ・マグネシウムどちらも素材単独ではなく、強度やコスト面から他の素材も混合させた合金を使用しています。そのため両者をまとめてアロイホイールと総称することもあり、輸入車ではアロイホイールの表記を用いる場合が多いようです。

ホイールに錆が発生する原因

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ホイールは素材により錆の原因や錆び方が異なりますが、砂やホコリなどに起因するという点はボディの錆と共通しています。

鉄製のスチールホイールが最も錆びやすいというイメージがあるかもしれませんが、スチールホイールも塗装面が本体を保護しているため、普通に使用する分には錆の発生があまり考えられません。

キズなどにより剥がれた塗装面から錆が生じ、それが他の部分に進行するというのが、スチールホイールにつく錆の特徴になります。

スチールホイールは鉄製のため錆びやすいのは当たり前、他の素材ではホイールが錆びないと考える人がいるかもしれませんが、アルミホイールでも錆びることがあります。

アルミはスチールのような赤い錆こそ発生しませんが、酸化により腐食が進むという点は同じです。アルミホイールの場合保護するクリア塗装の隙間から、ミミズがはったような「白錆」の状態が広がる場合があります。

ホイールの素材に関係なく、いったん錆が発生すると腐食がどんどん進みます。錆を早めに処理しないと、最終的にはホイールからタイヤが外れてしまうこともあるので大変危険です。

またホイールの錆は、車を使用するところの気象条件にも左右されます。海沿いの地域では塩分を含んだ海風の影響を受け車全体が錆びやすく、雪国では塩化カルシウムを含む融雪剤の影響で足回りに錆が生じやすくなります。

ホイールについた錆の除去法

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ホイールに錆がついてしまった場合の対策としては、基本的には物理的に錆を除去するしかありません。

錆の大きさによって使用するものは違いますが、コンパウンドやサンドペーパー、ワイヤーブラシなどを使い分けます。どれを使う場合でも、ホイールに新たなキズをつけないよう注意しながら作業しましょう。錆びの範囲が小さい場合は、専用の錆取り剤だけで取れることもあります。

アルミホイールの場合は表面がクリア塗装されているため、錆を除去する前に塗装面を剥がす必要があります。また錆を取った後は、再度錆が発生するのを防ぐため改めてクリア塗装を施さなければなりません。

ホイールの錆を予防する方法

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ホイールに錆が発生するのを防ぐ方法としては、ホイールコーティングがあります。

スチールホイールはカラー塗装により、アルミホイールもクリア塗装により表面が保護されていますが、専用のコーティング剤を施工することでより強固な皮膜が生成されます。

皮膜が錆を予防するのはもちろんですが、キズや汚れからもホイールを守ることができ、汚れた場合も軽く洗うだけで汚れを落とすことが可能になります。

ホイールのコーティング剤には塗りつけるタイプやスプレータイプなどがありますが、より高い効果を望む人は塗付タイプが、手軽に施工したい人にはスプレータイプがおすすめです。

まとめ

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ボディに錆びが発生するのと同様、ホイールにも錆びは発生しますが、路面の影響を受けやすいという点では、むしろホイールの方が錆びやすいとも言えます。

ホイールが錆びると走行性能の劣化に直結するため、錆を見つけたらなるべく早く処理する必要があります。

処理した後にはホイールコーティングを施し改めてホイールを保護しなければなりませんが、錆の予防策としてもコーティングは有効です。

ホイールコーティングはDIYでも施工できますが、プロに依頼すればボディと一緒に施工したり補修にも対応したりと、より効果的な錆対策を取れます。ホイールの錆除去やコーティングをする場合は、プロへの依頼を検討してはいかがでしょうか。

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