お問い合わせ・ご予約

六本木ヒルズ店、横浜ランドマークタワーなどで、駐車場で駐めてる間に、あなたの車を職人技で磨き上げます。

お役立ち情報

カーボンパーツの劣化を防ぐ方法とは?

  • コーティング
  • 更新日:2023.06.30

26325000_s

車でもよく使われている素材のカーボン。
カーボンパーツは見た目がかっこいいですが、劣化しやすいという欠点が。
劣化すると白くなりくすんでくるので見た目が安っぽくなります。
長くカーボンパーツを劣化せず状態を保つことはできるのでしょうか?
この記事でカーボンパーツの劣化を防ぐ方法をご紹介します。

[toc]

カーボンパーツとは?

カーボンパーツは独特の模様があり見た目がかっこいいです。
英語で炭という意味のcarbonがカーボンですが、パーツではCFRP(カーボン・ファイバー・レインフォースド・プラスチック)のことを指します。
カーボンファイバーなどとも言います。

CFRPは日本語で炭素繊維強化プラスチックです。
樹脂製品に炭素繊維のカーボンファイバーを混ぜた素材と言えます。

ドライカーボンとウェットカーボン

カーボンパーツは製法でドライカーボンとウェットカーボンの2つがあります。
これらは正式名称ではなく俗称ですが広く使われている言葉です。

ドライカーボンは型に入れて高圧をかけて、樹脂を圧縮して製造します。
ウェットカーボンは型に繊維シートを押し付けて樹脂を塗っていきます。
どちらもカーボン独特の柄が表面にありますが、ドライカーボンの方が軽いです。
そのためにレースカーなどで使われるカーボンはすべてドライカーボンです。

カーボンパーツが劣化する原因

カーボンパーツは車の他のパーツと同じように経年劣化します。
どのカーボンパーツでも塗装はされておらず、素材がそのまま剥き出しです。
太陽光線の紫外線や熱、さらにボンネットだとエンジンからの熱まで受けます。
塗装されている車のパーツでも経年劣化するので、未塗装のカーボンパーツも経年劣化し劣化のスピードが早いです。

劣化すると白くくすんだようになり、全体的に白みがかった見た目になります。
黒く光沢のあったカーボンが、光沢のない状態となるので見た目が悪いです。
車を走らせれば太陽光を浴びてカーボンパーツが劣化するので、劣化防止にはなにか対策が必要です。

カーボンパーツの劣化防止策

カーボンパーツは素材が剥き出しになって太陽光をそのまま浴びるので、劣化を防ぐならば何かで表面を覆えば良いということです。
劣化防止には表面を塗装するかコーティングするかのどちらかで対策できます。

クリア塗装して劣化を防ぐ

すでに劣化しているカーボンパーツにはクリア塗装が有効です。
好きな色を塗装できるので、塗装するならば好みの色を選んでください。

塗装の場合は、先にカーボン表面を研磨します。
磨くことによって表面の白くくすんだ部分を取り除くのです。
研磨後は洗浄し、その後下地処理剤であるサフェーサーを塗りつけます。
そのままでは塗装が密着しないのでサフェーサーは必要です。
サフェーサーなしで塗装すると、次第にクリア塗装が剥がれてきます。

塗装した後は乾燥させ磨いて完了です。
磨いて塗装を塗るので、カーボン本来のマットブラックのような質感は失われます。
もしも塗装するならば、UVカット効果のある塗装を施してください。
UVカットしないクリア塗装を塗ると、紫外線がそのままカーボンに影響しカーボンパーツが劣化します。

カーボンラッピング

どうしてもカーボンの柄を残したまま塗装したいというならば、カーボンラッピングが使えます。
厳密に言うと塗装ではなく、ラッピングシートを貼ることになりますが、カーボンの柄は表面に残せます。
こちらも貼る前には劣化した表面を研磨したほうが良いでしょう。

コーティングする

カーボンパーツはコーティングすると素材が紫外線の影響されず劣化を防げます。
しかもコーティングによって汚れがつきにくくなるという効果もあります。
そしてクリア塗装したカーボンパーツでもコーティング可能です。
さらにコーティングによってパーツ表面に艶が出るので見た目が美しいです。
特に艶の質感はカーボンらしい引き締まった黒色で、塗装での質感とは比べ物になりません。
施工するときは、軽く磨いて脱脂処理を施してからコーティングを塗っていきます。

コーティングはガラスコーティングやシリコンコーティングなどがあります。
クリア塗装がされているカーボンパーツには、どのコーティングでも施工可能です。
クリア塗装されていないカーボンパーツは、樹脂やメッキに施工可能なタイプのコーティングが使えます。
もしもクリア塗装していないカーボンパーツにコーティングするならば、カーボンに使用できるコーティング剤があるかどうか確認してください。

コーティングをカーボンに密着させるために、施工前には磨きや脱脂の下地処理は必ず行ってください。
自分でコーティング剤を塗ることもできますが、手間暇かかるので業者に依頼するとスムーズに施工してくれます。

まとめ

カーボンパーツは素材が剥き出しになっているので、紫外線や熱の影響を受けて劣化します。
劣化すると白っぽくなりくすんでいき、カーボン本来の色合いが失われます。
劣化を防ぐならばクリア塗装するかコーティングを施します。
特にコーティングは汚れがつきにくくなり、艶が出るのでおすすめの方法です。

困ったときは、お客様サポート

「カーコーティングについてもっと知りたい!」、「メンテナンスの仕方がわからない」など、ご不明な点があれば、お電話・メールにてお気軽にお電話ください!
(電話受付時間 平日・土日祭日 10:00~19:00)

お問い合わせ