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車にもカビは発生する!カビが生えやすい場所と予防法

  • 洗車
  • 更新日:2023.09.04

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車内に漂う泥臭いような、木材が湿ったようなイヤな臭い。
この臭いを感じたら、車内にカビが発生している証拠。
カビは臭いが不快なだけでなく、人体に大きな影響を及ぼします。
車内でカビが発生しやすい場所とその除去、予防法について解説します。

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車内環境はカビにとって繁殖に最適な場所

人間はアンモニア臭の約1万分の1のカビ臭を感知できるといわれています。
これほど敏感な理由は、カビが人体に与える悪影響が大きいから。
つまり人間の危機管理能力のひとつなわけですね。

カビは菌の一種。
醤油や納豆を作る上で欠かせない菌もありますが、健康被害をもたらす菌もあります。
感染症を引き起こすアスペルギルス症やアレルギー性皮膚炎、副鼻腔真菌症などがその代表例。

カビの繁殖は清潔にしていれば避けられます。
しかし、車内のように狭い空間でカビが発生すると繁殖速度が高まります。

車内にカビが生える?と疑問を持った人もいるはず。
じつは車内、カビにとって繁殖する環境が整っているのです。
カビが繁殖する適温は25〜30℃、湿度60%以上といわれています。

真夏こそ車内の温度は70℃を超えることもありますが、梅雨時期や秋などはまさに適温状態。
また湿度も梅雨時期は言うに及ばず、秋でも長雨の時があります。
車内でも不潔にしているとカビが生える、と認識しましょう。

車内でカビが生えやすい場所

カビの臭いの原因は、カビが繁殖する時に出す成分。
繁殖が盛んに行われるほど臭いは強烈になります。

カビが繁殖するために必要なのは湿気とホコリやゴミ。
シートにこぼれた飲み物や細かい食べこぼしはカビの大好物になります。

車内でカビが発生しやすい場所はシートやフロアマット、トランクなど。
シートは飲みこぼしや食べこぼしがなくても、人の汗が染み込んでいれば繁殖条件が整います。
フロアマットはホコリの溜まりやすい場所ですね。

加えて雨の日、靴が濡れたまま車に乗ればマットに適度な湿気を与えることになります。
トランクに水や雨に濡れた用具を入れることは珍しくありません。

しかし、用具を入れっぱなしにしておくと狭い空間を湿度で満たすことになります。
トランクのフロアマット裏は意外にカビが生えやすい場所なのです。
そして忘れてはいけないのがエアコンの熱交換器、エバポレーター。
熱を発生するだけでなく結露で水が付着するため、カビの発生しやすいパーツとなっています。

エアコンをつけた時にカビ臭がしたら、エバポレーターにカビが発生していると考えてください。

カビの臭いの発生源を除去する方法

車内でカビ臭を感じたら、発生源を見つけるのが最優先。
日頃、掃除をしない場所から探していきましょう。
フロアマットの裏側やシートの背もたれと座面の隙間、座面の裏側など。
カビを見つけたら速やかに除去してください。

フロアマットのように車外へ取り出せるものは中性洗剤を使って丸洗い。
その後、天日干ししてしっかり乾燥させます。

車外へ取り出せないもの、手が届きにくい場所などは市販のカビ取り剤を使ってください。
カビには漂白剤が有効ですが、車内でこれを使うとパーツが変色する恐れがあります。
カーショップで販売されている車専用のカビ取り剤であれば安心して使えますね。
念のため、使用する前は目に見えない部分に使って、変色しないことを確かめておきましょう。

エアコンからカビ臭がした時、最初に確かめるのはエアコンフィルターです。
外気が通過するパーツだけに、これも湿気やホコリが溜まりやすいパーツ。
フィルターを交換してもカビ臭い場合は、残念ながら自分でカビ臭を取り除くのは困難。
エバポレーターの清掃は専門業者に依頼するのが確実です。

カビの予防は清掃とプロの車内クリーニング

カビは発生させないことがベスト。
そのためには日頃から車内を清潔にしておくことが最善の予防策。
とくに子供と長距離ドライブに行った後や雨の日に傘を車内に持ち込んだ時などは念入りに掃除。
シートは背もたれと座面の間まで掃除機をかけ、ホコリや食べこぼしを吸い取ってください。

飲みこぼしの跡は5%に薄めた重曹水で拭き取ればきれいになります。
掃除後はドアを全開放して空気を入れ換えましょう。
天気が悪い時はエンジンをかけ、エアコンを車内循環にして除湿するのも効果があります。

トランクはなかなか掃除しにくい場所。
湿気対策として除湿剤を入れておくという方法があります。
除湿剤は車内でもシートの下など目につかないところに置けばカビ対策として有効ですね。

清掃していたのにかび臭くなった、あるいは発生源が見つからない、という時もあるでしょう。
そんな時は車内クリーニングの専門業者に依頼することをおすすめします。
車内クリーニングのプロはDIYで手の届かない隅々までチェック、清掃を行ってくれます。
さらに発生を防ぐ除菌や殺菌といったオプションも用意されています。
カビ臭さを完全に除去するならプロの手を借りる方が確実です。

なお、車内クリーニングの料金や内容は業者によって異なります。
予め複数業者から見積りを取り、もっともコスパの良いところを選びましょう。
清潔で快適な車内空間を保って、楽しいカーライフを送ってください。

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