外車の洗車方法についてガソリンスタンドやコイン洗車場にある洗車機を使用しても良いのか、手洗いが良いのか、日本車との違いで悩む方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、外車の洗車について解説しているので、是非参考にしてみてください。
外車の洗車に洗車機を使う場合のメリット・デメリット
外車の洗車の際に洗車機を使用することもできますが、メリット・デメリットがあります。
ただし、外車の中には洗車機に対応していない車種があるので、その場合は洗車機を使用してはいけません。
メリット
・短時間で洗車できる
機械で効率よく洗車してくれるので手洗い洗車と比べて時間を短縮できます。
約1~2分で水で汚れを落として、シャンプーでの洗浄、すすぎまでしてくれます。
・労力が少なく済む
自動洗浄してくれるので、労力も少なく済みます。
仕事などで疲れていると手洗い洗車は面倒に感じるかもしれませんが、洗車機を使用すれば自動で洗浄してくれるのでとても簡単です。
・頻繁に洗車しやすい
手洗い洗車は時間がかかり作業量も多いので、頻繁に洗車するのは大変に感じて洗車頻度が減少するという方も少なくありません。
洗車機を使用する場合は、ガソリンを入れるついでに洗車をするなど気軽に洗車しやすいです。
気軽にできるので、頻繁に洗車するのも苦痛になりにくく、車をキレイな状態に保ちやすくなります。
・さまざまなコースがある
近年の機械の類の進化は目覚ましく、洗車機も例外ではありません。
外車に対応した洗車機もあり、コーティングを施工してある車に適したコースなどもあります。
また、洗車だけでなく、ワックスがけやコーティングを施工してくれるコースなどもあります。
デメリット
・洗車キズが付きやすい
最近の洗車機は、昔のタイプに比べるとかなり改良されて洗車キズが付きにくくなっていますが、それでもゼロにはなりません。
洗車機はブラシを回転させて汚れを落とすものが多いですが、このブラシの材質やブラシの圧力によって、洗車キズが付く可能性があります。
・費用がかかる
手洗い洗車は最初に道具を揃えるのに多少費用がかかりますが、一度揃えれば消耗品を時々買い直す程度で済むので費用はそれほどかかりません。
洗車機の洗車の場合、一回当たりの費用は数百円程度で済むことが多いですが、利用のたびに支払うことになるので、頻繁に利用するとランニングコストが高くなることになります。
・洗い残し
手洗い洗車では目視しながら力加減や洗い方を変えるなどがしやすいですが、洗車機では決まったパターンで洗浄されることが多く、洗い残しが発生しやすいです。
外車の場合、ホイールに特徴があるものがありますが、ここに付着するブレーキダストをキレイに落とすことが洗車機だと難しかったりします。
また、エンブレム等のように凹凸があるなどの細かい箇所の洗浄も洗い残しが発生しやすくなります。
外車を洗車する際の洗車機の選び方
外車の洗車に洗車機を使用する際は以下のことに注意して洗車機を選んでください。
日本車と共通しているものもありますが、外車ならではのこともあります。
ブラシの材質や状態
洗車キズの付き方は、ブラシによって大きな差が出ます。
洗車機の多くは近くでブラシを目視できるので、利用の前にブラシの材質などを確認してみましょう。
本来なら良いブラシでも古すぎるものや手入れがされていないと意味がありませんので、そういったことも合わせて確認してください。
高性能な洗車機もブラシによって台無しになることもあるので要注意です。
メンテナンスができているか
洗車機のメンテナンス不良は、洗車キズをはじめ、車にダメージを与えることがあります。メンテナンスが行き届いているかどうかを洗車機を見るだけで判断するのは難しいですが、前述のブラシ部分の状態のように見える範囲で手入れがなされているか確認すると参考になります。
外車ボタンがあるか
洗車機にはさまざまなコースがありますが、外車を洗車機で使用する場合は外車に適したコースが必要です。
対応している場合はほとんどの場合「外車」というボタンがあるので、確認してみましょう。
外車の中にはミラーを折りたためないものがあり、そういった場合にミラーにブラシを当てないようにしてくれます。
サイズに対応しているか
洗車機はすべての大きさに対応できないので、洗車機を利用する前に所有している外車のサイズに対応しているか確認しましょう。
外車は、日本車に比べると幅が広かったり高さも高かったりするものもあるので気をつけてください。
外車の手洗い洗車のメリット・デメリット、注意点
外車を手洗い洗車する際のメリット・デメリットの多くが、洗車機を使用する場合のメリット・デメリットの逆になると考えて良いでしょう。
ここでは簡単にまとめておきます。
メリット
目視をしながら汚れや洗う箇所に合わせて力加減や洗い方を変えながら洗えるので洗車機に比べて洗車キズが付きにくくなり、洗い残しも少なく済みます。
最初に道具を揃えてしまえば後の費用は少なく済むので、洗車機を頻繁に使用するよりランニングコストを抑えられます。
また、手間や時間をかけて手作業で愛車をメンテナンスするとより愛着が湧くようになります。
デメリット
手作業で行う手洗い洗車は時間がかかります。
労力もかかるので、億劫になって洗車頻度が下がることもあります。
洗車頻度が下がると車の汚れも蓄積されて汚れが落としにくくなったり車が傷みやすくなることもあります。
注意点
日本車の場合も一緒ですが、手洗い洗車はブラシやクロスなどには柔らかい素材のものを使用し、優しく丁寧に行うことが大切です。
決して強く擦らないようにしましょう。
洗車機と手洗い洗車のどちらが良いかは、ケースバイケースですがキズが付くのを心配する方はやはり手洗い洗車の方が良いでしょう。
外車の洗車に慣れていない方など不安がある場合や手洗い洗車をしたいけれど時間がないという場合はプロの専門業者にお願いする方法もおすすめです。