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洗車はムートンとスポンジ、どっちを選ぶ?

  • 洗車
  • 更新日:2023.06.09

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車を綺麗にするには洗車しますが、洗車ではムートンやスポンジを使うでしょう。
もしもムートンまたはスポンジのどちらが良いかわからないなら、それぞれの特徴を知ればどちらを使うか決められます。
この記事でムートンとスポンジそれぞれの特徴をご紹介します。

洗車道具ムートングローブの特徴

ムートングローブはグローブと名前がついている通り、洗車時は野球のグローブのように手にはめて使用します。
昔はプロが使う道具とされていましたが、現在安価な製品も発売されています。

毛の部分が羊毛であるために、柔らかく吸水性や保水性が高いです。
乾いた状態では毛が硬いので、たっぷりの水を染み込ませ洗います。
そのために沢山の泡を発生させて洗うことができます。
カーシャンプーの泡立ちがよく、きめ細かい泡で洗車するので細かい部分や曲がった部分も綺麗に洗えます。

手にはめて使うので、自分の手で洗っているような感覚です。
手で直接的に洗っているような感覚で、力加減が調節しやすく汚れの程度によって洗加減を調節できます。

そしてスポンジよりも汚れを拭き取る力があります。
水分を沢山吸収して洗うために、水がクッションの役割を果たし車に傷が付きにくいです。
また洗える範囲が広いので、一度に洗える範囲が広く早く洗車が終わります。

ムートングローブ使用時の注意点

ムートングローブは洗車では酸性やアルカリ性のカーシャンプーには使用できません。
これらのカーシャンプーで使うと劣化するので、中性洗剤のみで使用します。
羊毛はケラチンというタンパク質で構成されるので、酸性やアルカリ性では使えないのです。
たっぷりの水を含ませて洗車しますが、水分が少ないとボディに傷が付きやすいです。

傷をつけにくいと言われているムートングローブですが、たっぷりの水を含ませても使い方によっては傷をつけます。
使用方法によっては毛同士が絡まり太い毛となります。
これはフェルト化という現象で、汚れを落とす力が高まるのと同時にボディを傷つける力も高まります。
円を描くようにして洗車すると毛が絡みやすいです。

洗車道具スポンジの特徴

スポンジは洗車道具の中で一般的な道具と言えるでしょう。
ムートンとクロスの中間の特性があると言われています。

バケツにカーシャンプーを入れて勢いよく水を入れるとよく泡が立ちます。
その泡を掬うようにしてスポンジに取り泡で洗車できます。
泡を沢山使うと泡がクッションとなり摩擦を減らし洗車で傷つけにくいです。
もしもボディに砂がついているまま洗ったとしても、スポンジの中に砂が入り込むのでひっかき傷をつけにくいです。

スポンジ単体の製品以外に、柄がついたスポンジもあります。
柄付きのスポンジはルーフや下回りなど、手が届きにくい部分で使用すると洗車しやすいです。
また色々なサイズの製品があるので、ボディ用に1つ、そしてサイドミラーやホイールに小さいサイズのスポンジと使い分けられます。

スポンジ使用時の注意点

スポンジは砂を取り込んでくれますが、逆に砂が入り込み砂で引きずって車体に傷をつけることもあります。
そのためにボディに砂があるまま洗うときは、スポンジがどう作用するかは洗い方次第です。
使うときは先にボディを水ですすいで、砂を落としてから洗車したほうが無難でしょう。
タイヤやホイールとボディでは使うスポンジは分けたほうが良いです。

使用していくとスポンジが劣化します。
劣化したスポンジは泡立ちが悪くなり、汚れが蓄積して目詰りして汚れを落とす力が弱まります。
スポンジを洗車で使うならこまめに買い替えたほうが良いでしょう。
または劣化したスポンジは汚れが酷いタイヤやホイール専用にするという方法もあります。

スポンジの素材の種類

スポンジの素材にはいくつか種類があり、種類ごとに特徴が違います。

最も一般的な素材がウレタンです。
酸性とアルカリ性どちらにも強いので、どのカーシャンプーでも使用できます。
柔らかいタイプから硬いタイプまであるので、自分が使いやすい硬さのスポンジを選べます。
洗車場所に合わせて硬さを変えても良いでしょう。

セルロースの素材のスポンジは若干硬いです。
水分の吸収性が高く泡立ちが良いです。
カーシャンプー少しでも泡立つので使う水の量を減らせます。
水を含むと柔らかくなり、繊維が細かく洗車時にボディに傷をつけにくいです。

ポリビニルアルコールであるPVAスポンジもあります。
吸水性と保水性、そして耐薬品性に優れており、吸水性を全面に出した洗車用スポンジも発売されています。
泡立ちが良く吸水性が良いので、洗車時にボディを傷つけにくく、また拭き上げ用としても使えます。

【H2】まとめ

洗車用の道具として代表的なのがムートンとスポンジです。
ムートンは吸水性が良く、たっぷりの水を含ませて洗うことができます。
スポンジは泡立ちが良く、いくつかの素材といろいろなサイズがあるので洗う場所に合わせて使い分けられます。
それぞれの特徴を踏まえて、洗車でどちらを使うか選んでください。

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