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オープンカーの幌(ソフトトップ)のメンテナンス方法とは

  • コーティング
  • 更新日:2021.06.15

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オープンカーも普通自動車と同じように汚れたり劣化したりするので、洗車やメンテナンスが必要です。
特にオープンカーの幌は、車の他の箇所よりも耐久性が低く劣化しやすい傾向があります。

今回は、オープンカーの幌(ソフトトップ)について、劣化する原因やメンテナンスなどの劣化の予防法を中心にまとめました。

オープンカーの幌の寿命

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オープンカーの幌の寿命は、素材や手入れの仕方、車の保管方法などで変わりますが、5~10年程度といわれています。
最近は以前に比べて耐久性が高くて寿命も長い幌が多くなっていますが、劣化の要因が重なって劣化が進行してしまうと寿命も短くなってしまうので気をつけましょう。

オープンカーの幌の生地の種類

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オープンカーの幌の素材は、アクリル製やビニール製の2種類が多いです。
布製も多く、レザー生地やキャンバス地などがあります。
アクリル製の生地は、高級感があって低温で硬くなりにくいですが、生地同士の摩擦が生じやすい傾向があります。

一方、ビニール製の生地は摩擦には強いですが、低温時に硬くなり劣化すると生地に割れが生じやすい傾向があります。

オープンカーの幌が劣化する原因

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オープンカーの幌を劣化させる原因の一つが、紫外線や雨風です。
長時間屋外に置かれて紫外線にさらされていると、色褪せ(黄ばみや変色)を起こす可能性があります。

水も天敵で、水に濡れたままにしておくと、生地が縮んだり劣化したりします。
幌のつなぎ目あたりにあるウェザーストリップというゴム部品が劣化などによって硬化や変形を起こすと、雨漏りの恐れがあります。

車内への水の侵入は、カビの発生や金属部分の錆の発生にもつながるので要注意です。
オープンカーは、可能であれば屋根のある風の通しの良い場所に保管するのがベストです。
紫外線や雨風の影響の大きい屋外に保管する場合は、ボディカバーをかけるなどして保護しておくのがおすすめです。
もちろん事前によく乾かしておきましょう。

オープンカーの幌のお手入れ方法

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オープンカーの洗車に洗車機を使用すると、車内やトランク内への水の侵入、幌の破損や損傷などの恐れがあります。
洗車の際は、洗車機は避けてできるだけ手洗い洗車をしましょう。
幌以外の場所は通常の洗車と同じように洗車し、幌は以下のように洗います。

幌全体に水をかけてホコリや砂などを落としてから、カーシャンプーを使用してスポンジやブラシで汚れを落としていきます。
水でカーシャンプーを流し、水気を丁寧に拭き取って乾燥させます。
乾燥するまでは屋根のある場所で保管しましょう。

普通のカーシャンプーでも良いですが、ソフトトップ車専用のものがあるので、そういったものを使用するのがおすすめです。
界面活性剤が入っていないカーシャンプーのほうが幌を傷めにくいです。

汚れが油性の場合や汚れがひどいときは、水で薄めた中性洗剤を使用します。
シンナーやガソリン、アルコールはガソリンやシンナー、アルコール類、塩素系漂白剤などを使用すると、風合いや光沢が変化したり素材が硬化したりすることがあるため避けましょう。

キャンバス地の場合は馬の毛などのハンドブラシを使用するのがおすすめです。

オープンカーの幌を長持ちさせるには

幌を長持ちさせるために大事なことが、汚れが付着したらすぐに落とすことです。
汚れが付着したまま長時間放置すると、汚れを除去しにくくなったり幌の生地が傷んだりします。
汚れによっては布製の幌に染み込んでしまうものもあります。

走行中も駐車中も車は汚れてしまうものです。
定期的に汚れの確認、洗車をするなどして、汚れを放置しないようにしましょう。

幌をコーティングすることも、幌を劣化の原因から保護してくれるのでおすすめです。

幌コーティングの効果・メリット

オープンカーの幌に施工したコーティングは、防汚性効果や撥水効果、撥油効果があり劣化を予防してくれます。
ツヤが出て見た目もキレイになり、紫外線や日光から保護して色褪せを防止します。
多少の色褪せならコーティングで元に近い色合いを取り戻せることも多いです。

幌は劣化などで亀裂やひび割れを起こしてしまうこともありますが、このようなことも防いでくれます。
防汚性効果で汚れが付着しにくく付着しても落としやすくなるため、洗車などの普段のお手入れも楽になります。

防水剤やワックスなど使用しても似たような効果を得られますが、ワックスは次第に幌が固くなって幌自体の亀裂などの原因になるのでおすすめできません。
また、防水剤を使用し続けると幌全体が粉を吹いた状態になることがあり、長期間の使用は向いていません。

幌コーティングの施工手順

1.表面の汚れや幌の中のゴミやホコリを取り除いて専用クリーナーで洗浄します。

・洗浄で汚れやゴミを除去しておかないとコーティングの密着性が落ちてしまいます。

2.施工箇所以外にコーティング剤が付着しないよう、幌以外をマスキングで養生します。

3.専用のコーティング剤を吹き付けます。
・コーティング剤が奥まで浸透することで、防汚性や耐久性が向上します。

4.コーティング被膜を乾燥させます。
・遠赤外線乾燥機を使用して強制乾燥させると密着性がさらに向上し、効果や性能も向上します。
※施工時間は、コーティング作業のみなら3時間程度です。

オープンカーの幌は、劣化が進行すると白濁や亀裂が生じることがあります。

普段からお手入れに気をつけて劣化を防ぎたいですが、まめなお手入れも大変です。

幌コーティングを施工して保護しておけば、お手入れの手間もかなり楽になりますよ。
コーティングを自分で施工するのは難しいので、プロの専門業者に依頼しましょう。

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