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洗車にベストな天気はいつ?

  • 洗車
  • 更新日:2022.07.04

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購入した愛車をこまめに洗車することで、きれいな状態を保ちたいというユーザーは多いと思われますが、洗車に適した天気というのは限られています。

今回は洗車をするのにベストな天気やその理由を、車のボディが汚れる要素と合わせ詳しく解説します。この記事を読んで愛車をよりピカピカの状態に保ち、愛着を持って車を使用しましょう。

車に付く汚れの原因

常に外気にさらしておく車には空気中に舞う砂やホコリが付着するため、どれだけ注意しても汚れを完全に防ぐことはできません。鳥のフンや花粉・鉄粉なども、車に付くと汚れの原因になります。

ほかにも汚れの原因になる要素として、雨上がりの泥はねや雨水、舗装路からのピッチやタールなど様々なものがあります。

これらが付いたまま放置しておくと頑固にこびりついて取れなくなるため、定期的な洗車をすることで汚れを落とす必要があるのです。

厳密に言えば汚れではないものの、ボディや下回りに塩分が付くとやがてサビを発生させてしまいます。海に近いところは最たる例ですが、融雪剤として使用される塩化カルシウムがサビの原因になることも知られています。

理想的な洗車の頻度

洗車はできるだけこまめにといっても、スポンジやウエスでこするため洗車キズが避けられません。車の保管場所など条件も異なるため具体的にはケースバイケースですが、1~2週間に1回程度が目安になると言えます。

屋根付きガレージで保管している人やコーティング加工をしたボディの場合は、月に1回くらいでもいいでしょう。いずれにしても、汚れが気になってきたら早めの洗車を心がけましょう。

ボディカラーによっても、最適な洗車の頻度は多少違います。ブラックをはじめとした濃色系は汚れが目立ちやすいため早めに、淡色系は汚れが目立ちにくいため多少感覚を空けてもいいでしょう。

しかしこの例によらず、なるべく早く洗車した方がいいケースもあります。

雨天時や雨上がりに未舗装路を走行した場合、付着した泥が乾くと取れにくくなるためなるべく早く洗車をしましょう。

海辺や融雪剤がまかれた路面など、塩分の影響を受けやすいところを走行した後も早期の洗車が必要です。沿岸部や雪国に住んでいる人は毎回の洗車が難しいかもしれませんが、洗車の頻度を高めることをおすすめします。

鳥のフンが付いた場合は、塗装のクリア層を傷めることがあります。直ちに洗車ができないときは、最低でもウエットティッシュなどでフンを取り除いておきましょう。

洗車をするのに適しているのはどの天気

仕事をしている人などは洗車のタイミングを自由に決めることができませんが、洗車する日を自分で決められる場合は、なるべく空が曇った日を選びましょう。

晴れた日には洗車したボディが熱を持ちやすく、水分がすぐ蒸発してしまいます。残った水滴がレンズのように作用することでウォータースポットが発生したり、水分の含まれるミネラル成分が残るイオンデポジット現象が生じたりと、汚れ以上のダメージを与えることになります。

雨の日なら水分が蒸発しないし…と思う人がいるかもしれませんが、雨天時には水分を完全に拭き取ることができません。そのまま放置すると晴れの日に水分が焼き付くこともあるので、晴れの日に洗車した場合と同じになってしまいます。

場合によっては洗車後の泥はねで汚れてしまうこともあり、洗車の意味がなくなっては本末転倒です。曇りの日であれば、晴れの日のようにウォータースポットやイオンデポジットが生じる心配がないだけでなく、雨により再び車が汚れることもありません。

したがって洗車にベストな天候は曇りの日と言えますが、曇りであっても強風下の洗車は適していません。

ちなみに日本気象協会のホームページでは、洗車指数の情報も公開しています。全国隅々を網羅しているわけではありませんが、住所近くのスポットの情報は参考になるのではないでしょうか。

なお洗車するときに注意したいポイントは、天気と同様「シャンプー成分を残さないよう十分な流水で洗い流す」「水滴を残さずしっかり拭き取る」という2点です。

そのため天気だけでなく、洗車する時間にも注意したいところです。どうしても晴れた日にしか洗車時間を取れない場合は朝方のうち、日が高く昇る前に洗車を済ませるようにしましょう。

まとめ

洗車に最も適しているのは、日差しが強くない曇りの日です。比較的日差しが弱く、シミの天敵とも言える日光の影響が最小限に抑えられるというメリットがあります。

洗車のときはそのメリットを活かし効率よく作業を進めたいところですが、平日働いている人は天候に洗車日を合わせることが困難かもしれません。

プロに洗車を依頼すれば、曇りの日に自分で洗う以上の洗車を、いつでもしてもらうことができます。洗車キズはもちろん、ウォータースポットやイオンデポジットを作る心配もありません。

十分な下地処理や効果の高いガラスコーティングをオプションで追加できるというメリットもあるため、洗車はプロに任せると決めてもいいのではないでしょうか。

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