みなさま、こんにちは!
カーケアセンターの栗原です。弊社の洗車施工の過程で使っている「純水」ってどんな水かご存知でしょうか?
50mプール一杯の水に角砂糖1個分の不純物
一口に水といっても実はその種類は、多彩です。河川水、湖沼水、地下水、工業用水、水道水そして純水、超純水と種類があります。普段私達が生活で使っているのは水道水、地域によっては地下水だと思います。その2種と今回紹介する「純水」はどう違いがあるのか紹介します。
私達が「水」として認識している水道水は、水つまり水分だけではなく様々な不純物、またはミネラルが混ざり合っています。主に含まれているのは「カルシウム」「ナトリウム」「カリウム」「マグネシウム」の4つです。私達人間にとっては、身体の健康を保つのに必要不可欠な成分です。
ちなみに水道水、人間が口にする水に「軟水」「硬水」とありますが、これはミネラル濃度の違いです。日本の水は、濃度の低い「軟水」になります。
このミネラルは、クルマの塗装面には「百害あって一利なし」なのです。
例えば、洗車場もしくは自宅の庭などで水道水で洗車した後に、キレイにしたのにボディやガラスにところどころに白っぽい斑点を多くの人は見たことがあると思います。これは、水道水の水分だけが蒸発してミネラルの中でもカルシウムとマグネシウムが浮かび上がってきてしまった、これが「水垢」というものです。
短い間隔で定期的な洗車を行っているのであれば、水垢もそこまで定着しないので中性洗剤やカーシャンプーのオーソドックスな洗車で落ちます。またカー用品店などで水垢に対応した専用シャンプーが販売されていたりしますので活用するのもいいと思います。
けれど、水垢が発生しないのが一番ですよね。
そこで「純水」が活躍します。上の説明で予想できるように「純水」は専用の機械でミネラルを取り除いた水になります。水単体が原因による水垢が発生しにくいのです。
どれぐらい水道水と比べて純水が不純物が少ないかというと
「水道水を50mプールにいっぱいに入れた場合、その中にはドラム缶数本分の不純物が溶け込んでる。対して、純水は角砂糖1個分」
というぐらい取り除かれています。また上記の文からわかるように水そのものの特性として「物を溶かす力が強い」というのがわかります。純水は、不純物がない分、その特性がより顕著に出ます。
つまり洗車においては、水単体での汚れを落とす力がより強いということになります。
洗車において、汚れを落とすのは洗剤ではなく水なのです。洗剤は汚れをボディから剥がしやすくする役割を担っています。
カーケアセンターでは、施工工程にて純水を使用しているのでお客様の大事な愛車に負担をかけずにピカピカに仕上げられますし、コーティングもより効果的に施工ができます。
是非ご利用お待ちしております!
参考引用:オレガノ株式会社(https://www.organo.co.jp/purewater/)