車の塗装面をコーティングすると、塗装面が劣化しにくくなります。
またコーティング方法には、油脂や樹脂によるコーティングとガラスコーティングとがあります。
中でもガラスコーティングは、硬くて丈夫なコーティングのため、高級車のオーナーには人気があります。
そんなガラスコーティングですが、コーティング後にメンテナンスが必要なのかどうかも気になるところです。
今回はガラスコーティング後のメンテナンスについて紹介します。
ガラスコーティングのメリットは?
車を購入した直後は塗装面が輝いていて、そこに太陽光が反射するとまぶしいくらいです。
ところが太陽光に含まれている紫外線や酸性雨・鳥のフンなどにより、次第に塗装面の劣化が進行してしまいます。
ガラスコーティングをすると、3年~5年もの間コーティング効果が持続するのが大きなメリット。
かすり傷、洋服やバッグなどによる小さな傷の防止にもつながります。
定期的な洗車は必要ですが、洗車後のワックスの塗布やコーティングは不要になるので、日ごろのケアもとてもラクになります。
ガラスコーティング後に必要なメンテナンス
ガラスコーティング後のメンテナンスですが、定期的な洗車が必要です。
しかしガラスコーティングを施工してもらった後は、洗車を控える必要があります。
どれくらいの期間なのかは、コーティング時に教えてもらえるので、守るようにしましょう。
一般的に施工後の約1か月は、ガラスコーティングが硬化する期間となるので、洗車を控えるようアドバイスされることでしょう。
それは、ガラスコート剤が約1か月の間に空気と化学反応をして結晶化するためです。
ガラスコーティングが定着するまでの間は、できるだけ雨にも当たらないようにし、濡れた場合はすぐにふき取るようにしましょう。
洗車OKとなったら、定期的に洗車を行います。
洗車を怠ると、ガラスコーティングの上に汚れが付着して落ちにくくなってしまうので気を付けてくださいね。
そうなると、本来のガラスコーティングならではの輝きも失われてしまいます。
毎週洗車するのが理想的ですが、最低でも1か月に1回の洗車は必要です。
汚れが固着してしまう前に洗車をすることを、心掛けましょう。
プロによるガラスコーティング後のメンテナンスとは?
ガラスコーティング後もメンテナンスは必要です。
しかし、自分でできるセルフメンテナンスと言えば洗車程度なので、限界があります。
効果の高いガラスコーティングはプロにしかできない技術。
そのため、ガラスコーティングのメンテナンスもプロに任せる必要があります。
プロによるメンテナンスでは、コーティング被膜の上に付着しているスケール(水アカ)や鉄粉などの除去作業を行います。
その後ポリッシャーなどを使いながら、コーティング被膜に付いた洗車傷や汚れなどを研磨しながら除去します。
さらにはガラスコーティング車専用のメンテナンス剤を塗りながら、施工当初の輝きを取り戻してくれます。
有料にはなりますが、コーティング効果を維持するためには、プロのメンテナンスは外せまん。
まとめ
ガラスコーティング後のメンテナンスの必要性についてご紹介しました。
定期的な洗車も重要ですが、さらにコーティング効果を持続させたいなら、プロによるメンテナンスが欠かせません。
ガラスコーティングも、少しずつ効果は減っていきます。
きれいな状態を維持するために、コーティング後のメンテナンスもしっかりと行いたいですね。