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車のコーティングの種類と特徴、選び方について

  • コーティング
  • 更新日:2021.10.30

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車のコーティングは種類が多く、どれを施工するのか悩む方も多いはず。
今回は、車のコーティングについて、その種類や特徴、選び方などについて説明します。

車のコーティングの種類と特徴

車はコーティングは主に油脂系コーティング・樹脂系コーティング・ガラス系コーティング・ガラスコーティング・セラミックコーティングの5種類があります。
これらのコーティングは使われている素材がそれぞれ違い、その素材の違いが特徴の違いにも繋がっています。
それぞれの特徴をみていきましょう。

油脂系コーティング

油脂系コーティングは、ワックスのことでカルナバ蝋という蝋を原料にしています。
固形ワックス・半練りワックス・スプレーワックスの3種類があります。

「固形ワックス」はカー用品店で千円ほどから安価で購入でき、施工も比較的簡単にできるのでDIY可能です。
熱に弱いこと、汚れが付着しやすいこと、持続性が2週間程度と短いのがデメリットといえます。

「半練りワックス」は柔らかいタイプで、塗りやすく拭き取りやすいです。
研磨剤を含んでいる商品もあるため、そのような商品なら塗装面の汚れや浅い傷を除去できますが、塗装を削っていくので使いすぎに注意しましょう。
効果の持続性は商品によって違いますが、4ヶ月ほどある商品もあります。

「スプレーワックス」は非常に塗りやすく簡単に手軽に施工できます。
しかし商品によってはツヤや撥水性が前述の2タイプよりも劣るものもあり、塗りムラが出るものもありますので商品選びによって差が出るので注意しましょう。
耐久性は低いですが、これはあえて一定期間で流れ落ちるようになっており、水ジミの固着予防を狙って造られています。

樹脂系コーティング

樹脂系コーティングは、シリコンやフッ素、テフロンなどポリマー(重合体)が原料であることから、ポリマーコーティングとも呼ばれます。
分子結合する化学反応によって、塗装面に皮膜が作られ、ワックスより耐久性があります。
熱や紫外線に弱く、天候によって持続期間に大きな差が出ます。
持続性はおよそ3ヶ月~半年です。

ガラス系コーティング

ガラス系コーティングには、ポリマーに加えガラス成分(ガラス繊維)が原料に含まれており、このガラス成分によって一定の耐久性を得ることができます。
ワックスや樹脂系コーティングより持続性が高く、半年程度は効果を期待できます。

DIY可能ですが、ムラができたなど失敗した際は研磨して再施工しなければならず、うまくできても再施工する際に剥がさなくてはならないので、不慣れな方にはハードルが高いでしょう。

ガラスコーティング

ガラス系コーティングとガラスコーティングの違いは、ガラス成分の含有量や完全硬化するかどうかなどで定義されます。
わずかな量でも入っていればガラス系コーティングと呼べますが、ガラスコーティングはガラス成分の含有量が多くなければいけません。
高密度のガラスの皮膜によって車のボディを保護します。
小さな傷を防ぐ効果やツヤが光沢が出る効果、汚れにくく汚れても汚れを落としやすい効果、紫外線による劣化を防ぐ効果などもあります。

ガラスコーティングは専門店に依頼するのがおすすめです。
持続性は3年ほどです。

セラミックコーティング

セラミックコーティングは、ナノセラミックスの金属や酸素、窒素、炭素などから作られる化合物を含有します。
皮膜の厚みガラスコーティングの48倍以上あり、効果の持続性、耐久性、耐紫外線性能も非常に高いです。
自然劣化がなく、一度硬化するとコンパウンドで磨かないと剥がれないほどの硬度があるため、場合によっては半永久的に剥離せずに効果を維持することができます。

車のコーティングの水弾きによる違い

コーティングは上記の5種類以外に水弾きの特徴で分けることもあり、親水・撥水・疎水・滑水と4つの違いがあります。

撥水タイプ

水をよく弾き、洗車時は汚れ落ちが良く、水分の拭き上げ作業も楽になります。
一方で、水滴がレンズ効果の役割を果たすため、直射日光を浴びると塗装面に焼き付いてイオンデポジットなどのシミができやすくなるデメリットがあります。

疎水・滑水タイプ

疎水と滑水の特徴は同じです。
水滴は弾きますが撥水ほどの水弾きの効果は得られず、撥水に比べると塗装面に水滴が馴染みやすいです。
しかし、撥水に比べてイオンデポジットができにくく、洗車時の汚れ落ちも良いです。

親水タイプ

他のタイプに比べて水滴が塗装面に馴染みやすいため水玉になりづらく、イオンデポジットはできにくくなります。
見た目にわかりやすく水を弾かないため、コーティングの効果の実感が湧きずらいです。
洗車時の汚れ落ちも他のタイプに比べて悪いですが、雨が降ると汚れが流れ落ちやすいなどの効果は十分にあり、イオンデポジットもできにくいので洗車の回数を抑えられるメリットがあります。

車のコーティングの選び方

コーティングを選ぶ際は、上記の5種類の特徴から選ぶことと、さらにどの水弾きが適しているかを選ぶことで決めるのがおすすめです。
水弾きを選ぶ際には駐車場所の環境や洗車の頻度で選ぶと良いでしょう。

例えば、洗車をあまりしない方や青空駐車の方なら親水タイプ、頻繁に洗車をするなら水弾きがよく洗車時間を短縮できる撥水タイプがおすすめです。
施工する業者によっての違いもありますが、専門店の方が専門性が高く、10~15万円と相場が高めですが、その分効果も高いコーティングを施工可能です。

ディーラーでは本格的なガラスコーティングを施工できるところは少なく、ガラス系コーティングかポリマーコーティングが中心です。
車を購入したディーラーなら気軽にお願いでき、短時間で施工できて6~15万予算も低めにできるメリットもありますが、外注業者に依頼するところだと仲介料がかかることもあります。

車のコーティングを施工するのは専門的な知識や技術なども必要な作業があるため、専門業者に依頼するのがベストです。
どの種類が良いか悩んだときもプロに相談してみましょう。

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